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『空中庭園』
恐怖度 2005/10/08公開 (公式サイト)
満足度 【監督】豊田利晃 【脚本】豊田利晃 【原作】角田光代 『空中庭園』(文藝春秋刊) 【出演】 小泉今日子/鈴木杏/板尾創路/広田雅裕/國村隼/瑛太/今宿麻美/勝地涼/ ソニン/永作博美/大楠道代/山本吉貴/渋川清彦/中沢青六/千原靖史/ 鈴木晋介 <ストーリー> “ダンチ”と呼ばれる東京郊外のニュータウン。そこに暮らす京橋家では、“家族の間で隠し事をつくらない”というのが一家のルール。だが内実は、それぞれ誰にも言えない秘密を抱えていた。娘のマナ(鈴木杏)は学校をサボってショッピングセンターや見知らぬ男(瑛太)とラブホテルに行き、弟のコウ(広田雅裕)も学校をサボりがち。また父の貴史(板尾創路)は浮気に走り、妻の絵里子(小泉今日子)はベランダのガーデニングにいそしみながら、母(大楠道代)との長年の因縁に悩んでいた。そんなある日、ひょんなことから貴史の愛人ミーナ(ソニン)がコウの家庭教師として京橋家に現われたのをきっかけに、家族の歪みが少しずつ表面化してゆく…。(allcinema ONLINEより) ♪まずポチっと1クリック♪ DVD通常版 映画パンフレット 原作小説 定価:¥3,990 定価:¥1,000 定価:¥1,680 国内配送料無料 1,500円以上 国内配送料無料 国内配送料無料 <感想> DVDで『空中庭園』を観ました。原作は直木賞作家・角田光代の同名小説『空中庭園』。各章ごとに家族一人一人の視点で描かれていて、目線を変えることで家族の真実が色々と見えてくる面白い作品です。 僕は原作を読んでいるのでどうしても比べてしまうのですが、そんなに違和感はなかったです。別にストーリーがどうこう言う映画ではないので大丈夫でした。すごくカメラが揺れたり、様々な演出でホラー映画のような恐怖を感じる映画になってましたね。 キャスティングも大体イメージ通り。特に鈴木杏さんと板尾さんはピッタリでした!しいて言うならソニンさんが・・。もうちょっと色気のある小悪魔的な女の子が良かったかなぁ。。ソニンさんに色気を感じないから浮気相手としてピンとこなかったです(苦笑)。彼女は大楠道代さんとのアクションシーンをやるためのキャスティングだったのかな、と思っちゃいました(笑)。違和感はその程度だったので、普通に観ることができました。 原作よりも怖さは強調されてましたね。小泉今日子さんの演技は凄かった〜。彼女はどんな時も笑顔を絶やしません。殺したいくらいイライラしてもニコニコしています。そしてラストの血だらけで叫ぶシーン。いつもの笑顔がなくなった彼女は、とても怖かったです。幸せな家庭への執着心は病的で鬼気迫るものがありました。絵里子は潔癖というか完璧主義者なんですよね。子供の頃の家庭への不満から、過去を消して幸せな家庭を築きたいという強い想い。それが彼女をあんな風にしたんでしょうね。 誰でも人生をリセットしたくなることはあります。大学入学だったり、海外留学をきっかけに周りの人間関係を作り直したいと考える人は結構いるんじゃないでしょうか。新しい環境に行くことで、再スタートしたいと思うことはありますよね。絵里子はそのきっかけが結婚でした。 そのやり直しの象徴が「何事も包み隠さず、タブーを作らない」というルール。でもそのルールが隠れ蓑になって、みんな隠し事を持っています。それぞれ隠し事があることを薄々感づいてはいても、あえて知らないフリをする。バラバラな家族なのに、自分に都合が良くて安心できるので、みんなで家族ごっこを演じています。ミーナのような部外者から見たら奇妙で気味が悪い家庭ですよね。でもなんかリアルに感じちゃうのは僕だけでしょうか? 映画の続きはどうなるんだろう?普通の家庭に近づきそうな気もしますね。おばあちゃんとも多少和解したみたいだし。過去の思い込みは解消されているといいですね。。 すごく家族について問われる映画でした。かなりインパクトがありますね。僕は泣き度、笑い度などでポイントを付けているので、評価が付けにくいんですけど満足度はかなり高い映画でした。 ♪ポチっとお願いします♪ |
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あたしは原作を読んでないので、どんな感じなのかそっちも気になりますね♪
ソニンちゃんと大楠道代さんとアクションシーンはおもろかったです(笑)ここで初めて2人ともかっちょええ!って思っちゃいましたもん(笑)あとソニンちゃん…胸でかっ!(そこか!笑)
あれがリセットの瞬間だったのですね?
人は血まみれで生まれてくる。
やりなおし、くりかえし・・・
あの後の家族はきっと「幸せ」になったと思います(^o^)
あの笑顔は怖かった〜(涙)。
常に笑ってる人って怖いね。。
あのアクションシーンは2人ともかっこよかった〜。
ヤンキーみたいな戦いだったね(笑)
原作面白いよ!視点が変わるっていうのも楽しかったし、
角田光代さんの文章もすごく読みやすいし。オススメ♪
あらっ、リンゴさん下関なんだね〜!僕は北九州よ。
近かったね☆
あの血まみれのシーンが本当のやり直しの瞬間だったんでしょうね。
幸せになれるといいなぁ。
終わり方も余韻が残っていい感じですね。
読ませていただき、ありがとうございました。 冨田弘嗣
こんばんは。
あの笑顔は印象に残りますよね〜
ずっと笑顔なだけに変化が目につきます。
こちらに想像させてくれる映画は好きです。
余韻に浸れますよね。
こちらこそいつもありがとうございます。
堤監督はTVと映画の撮り方を変えるんですね〜。
あのカメラワークは凝ってましたよね。
いつも勉強になります。ありがとうございました☆
僕は、ソニンはまり役だと思いましたよ。
映画としてはよかったですよ、ソニンさん。
でも原作のイメージとちょっと違ったなぁと。
あと個人的な好みですねw
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