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『夜のピクニック』
笑い度 2006/09/30公開 (公式サイト)
感動度 青春度 満足度 【監督】長澤雅彦 【脚本】長澤雅彦 【原作】恩田陸 『夜のピクニック』(新潮社刊) 【主題歌】MONKEY MAJIK 『フタリ』 【出演】 多部未華子/石田卓也/郭智博/西原亜希/貫地谷しほり/松田まどか/柄本佑/高部あい/加藤ローサ/池松壮亮/近野成美/嶋田久作/田山涼成/南果歩 <ストーリー> 1000人の生徒が一緒に、24時間夜を徹して80キロを歩く伝統行事「歩行祭」。今回で最後の歩行祭となる甲田貴子(多部未華子)は、密かな想いを抱いて参加した。それは、一度も話したことのないクラスメイト、西脇融(石田卓也)に話しかけるということ。そんな簡単なことが出来ない…。親友にも言えない、特別な秘密が二人にはあった。今年で最後だから、特別な日だから、賭けにでるのは今日しかない。そして、最後の歩行祭が始まる…。(goo映画より) ≪予告編≫ 『夜のピクニック』2回目&『ピクニックの準備』 『夜のピクニック』恩田陸 ♪まずポチっと1クリック♪ DVD 原作 サントラ <観賞前コメント> 最近は試写会に応募してなかったのですが、オンライン試写会に応募してみたら当たりました♪パソコンで観るのって初めてなので不安もありますが見てみることにしました。前もって『ピクニックの準備』も観たので準備万端!楽しみです☆ <感想> 「並んで歩く ただそれだけなのに どうしてこんなに特別なんだろう」 24時間の歩行祭をテーマとした作品。このキャッチコピーじゃないですが、並んで歩くだけの歩行祭が、どんな風に2時間の映画になっているのか楽しみでした。そして今回は初めてオンライン試写会というもので観賞しました。映画はやはり大きなスクリーンで観たいのですが、オンライン試写会がどんなものなのか興味がでてきて。また劇場に足を運ぶと思いますが、とりあえず体験してみました♪ この映画は全体を通して高校時代の空気がリアルに感じられました。体育祭とか文化祭とかそんな学校行事を思い出して懐かしくなりました。うちの高校で歩行祭はなかったのですが、近くの高校でやっているところはありました。その頃は「大変そうだな。」くらいにしか思わなかったのですが、この映画を観てみるとちょっと羨ましく感じます。「夜」に「みんなで」っていうのが特別なんですよね。高校の頃なんて夜中にみんなといる機会がほとんどなかったので、そういう特別な行事って楽しかったでしょうね。もしうちの高校でもやっていたら、「面倒くせぇ。」なんて言いながら実はすごく楽しみにしてると思いますw 観る前はそんなに描くことがあるのかな?って疑問でしたが、24時間もみんなと一緒にいたらたくさんのドラマがありますね。段々年をとってくると24時間なんてあっという間に過ぎてしまいますが(笑)、高校の時の24時間は長かったんだなぁと懐かしいような悲しいような気分になりました。だから 「こんな風に時間が見えることって滅多にないよな。」 っていうセリフにはドキッとしました。大人になるともっとないよ、なんて思ったり(泣)。この頃って時間が見える行事があったりするから余計に輝いて見えるんでしょうね。 「もうこんなとこに座って、このアングルでこの景色眺めることもないんだな。」 ってセリフも印象的でした。僕も高校などを卒業するたびにこんな風に思っていて、2度と見れないような場所に行ってをたくさん写真を撮っていました。今同じ場所に行ってもやっぱり違和感があるんですよね。。同じものを見ているのにどこか違ってて。あの瞬間にしか見えなかったり感じられなかったりするものってありますね。 ストーリーの核となっているのが、主人公甲田貴子とクラスメイト西脇融の関係。映画ではラストの方までシークレットだったんですが(なんとなくわかるけど)、前もって見た「ピクニックの準備」ではあっさり暴露してたんですよね(苦笑)。まぁ、分かっているから楽しめた部分もあるのですが。。観る前は青春時代の恋話だと思っていましたが、意外にシリアスなストーリーでした。でも重い話だからこそ友情も深められたんでしょうね。あくまでも本作のテーマは「青春」と「友情」。貴子の秘密は友情を深めるためのきっかけに過ぎないので、そっちに重点を置かずに軽い気持ちで観た方がいいのかもしれませんね。 多部未華子ちゃんはやっぱりいいですね。大好きなんですよ。『HINOKIO』を観た時、彼女の存在を知らなくてずっと男だと思っていました(苦笑)。それが衝撃的で、騙されて(?)以来すごく気になる存在です。『ルート225』もまだ観てないので早く観たいです。あと「yorimo」のCMも大好きでしたw本編のサイドストーリー「ピクニックの準備」も楽しかったです。これは映画の後に観た方が楽しめるかも。貴子の妄想は可笑しかったですw 石田くんはかっこ良かったですけど、印象は薄かったかな。まぁそういう役だったのでうまく演じていましたと思います。貫地谷しほりちゃんと柄本佑くんはどちらもコミカルなキャラで面白かったですね。加藤ローサちゃんは思ったより出番が少なかったです。キーパーソンですけど。彼女は「ピクニックの準備」の方が楽しめますね。他は誰が誰だか名前が分かんないんですよ(涙)。みんな若い方々なのでこれからどんどん出てくるんでしょう。 ところどころ笑いの要素もあって飽きさせない作りにはなっていました。ただ高校生のノリなのか、ちょっと演出過剰だったりするところは残念でした。ストーリーがどうこうというよりも、高校時代の空気を感じながら余韻に浸る映画なのかもしれません。大人は懐かしんで楽しめるだろうし、学生は今の青春を大切に過ごそうと思える作品だと思います。 【関連記事】 ・『夜のピクニック』2回目&『ピクニックの準備』 ・『夜のピクニック』恩田陸 ♪ポチっとお願いします♪
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原作が好きなのでどう映画化されるのかと心配していました。
演出過剰な部分も確かにありましたね〜。
自分が経験したシチュエーションなどを懐かしく思い出しながら見てました。
本もさることながら、私はこんな感じに”夜通し歩く”というのをしたことがあるので(笑)、観てみたいなー^^
この秋は気になる作品が多くて大変です♪
よろしかったら、原作レビューです。
http://kiyu-dailynews.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_a6bf.html
こんにちは♪
2回目を観に行ったんですけど、だんだん好きになってきましたw
自分の中高時代をリアルに思い出しますよね〜。
原作も面白そうだし読んでみたいな。
本屋大賞の作品は「夜ピク」だけ読んでないんですよ。
「博士〜」「東京〜」は大好きだったし☆
「夜ピク」も早く読もうっと♪
原作がいいと不安になりますよね。
原作ファンはどうだったんでしょうね?
未読の僕的には青春って感じで好きでしたよ。
夜通し歩いた事があるんですか!すごい!
僕はやったことないので羨ましいですw
あまり評判にならない映画ですが、結構楽しんで観てきました。
高校生のころって、こんな感じだったなあ、なんて思いながら、2時間しっかり楽しみました。
こんにちは♪
意外と楽しめますよね〜。
ストーリーがどうこういうよりも懐かしめるところが
いいのかもしれませんね☆
こんにちは♪
今、gooブログにTB、コメントできなくてごめんなさい。
直り次第顔出しますね。
確かにちょっと退屈でしたね〜。そんなに盛り上がりもないですし。
青春時代を懐かしんで楽しめたって感じでした。
「ピクニックの準備」というDVDを観るとさらに楽しめますよw
全体的にとても静かで、でも歩行祭という特別なイベントの中での青春っていうのがとても伝わってきて好きでした。あの独特の空気感は残念ながら原作には届きませんでしたが・・
あの妄想がね〜ムリに笑いを作る必要は全くなかったのに・・
こんにちは♪
かなり好きな映画なんですけど、妄想シーンで
空気が壊れちゃってますよね。
でも高校時代をリアルに感じる映画でたまに無性に観たくなりますw
"gooブログ"などここからTBできないブログは別ブログからお返しします!!