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『せかいのおわり』
笑い度 2005/09/10公開 (公式サイト)
青春度 満足度 【監督】風間志織 【脚本】及川章太郎 【出演】 中村麻美/渋川清彦/長塚圭史/安藤希/小林且弥/土屋久美子/クノ真季子/長宗我部陽子/高木ブー/つみきみほ/小日向文世/田辺誠一/芦名星 <ストーリー> 三沢が店長を務める盆栽ショップ“苔moss”。そこで働く24歳の青年・慎之介。ある日、彼氏に捨てられ宿無しとなった慎之介の幼なじみ、はる子が、店に転がり込んでくる。はる子に想いを寄せる慎之介は、落ち込む彼女をなんとか元気づけようとするが、その一方で本心を伝えられず、いつものようにナンパばかりを繰り返していた。三沢はそんな慎之介を不甲斐なく思いながらも、こちらもまた、慎之介に対し特別な感情が芽生えていたのだった。そして、当のはる子は慎之介の気持ちを知ってかしらずか、さっさと新しい男を見つけていた…。(alcinema ONLOINEより) ≪予告編≫ ♪まずポチっと1クリック♪ <感想> TSUTAYAで見かけた時気になってはいたのですが結局借りていなくて、先日WOWOWで放送されてたので観ました。そんなに期待してなかったのですが、ユルユルで結構好きなタイプの作品でした♪雰囲気は田中麗奈ちゃん主演の「きょうのできごと」に似ている気がしました。 ストーリーは特に何かが起きるわけでもなくて、仲良し3人の生活を可笑しく描いています。この3人の付かず離れずの微妙な関係が心地よくて好きでした。ナンパばかりの慎之介と博愛主義なオトナな三沢。彼氏ができるんだけど恋愛が長続きしないはる子を温かく見守る2人が良かったです。実は慎之介ははる子のことが好きで、三沢は慎之介のことが好き。でもそれを口にせず心の奥で留めておく事で居心地の良い関係を保っています。告白して微妙な空気になるくらいならこのままがいいという曖昧な関係が絶妙でした。 こういうのって共感できる人は多いんじゃないのかなぁ。恋人じゃないんだけど何かあると頼ってしまう異性の親友っていますよね。そういう子と付き合う方が幸せになれるんだろうけど、どうしても恋愛対象にはならなかったり、なったとしてもこの関係が壊れるのが嫌で告白できなかったり。はる子と慎之介の関係は特に共感して観てました。ラーメン屋でのセリフも好きでした。 「俺な、こういうことだと思うの。お前、生まれつき卵の黄身だけ食えない奴って俺以外に知らないだろ?俺もな、生まれつき白身だけ食えない奴、お前しか知らないの。だから運命ってさ、お互いにこうやってさ必要とし合ってると思わねぇ?」 こういう遠まわしな告白いいですね(笑)。言われてみればそうかも?ってちょっと納得してしまいそうw 主役3人はすごく良かったです。みんな魅力的なキャラを演じてました。そして脇役陣も豪華だったので安心して観ることができました。ダラダラとしたユルイ青春映画でしたがかなり楽しめました。こういうジワジワと染み渡ってくるような映画はいいですね。 ♪ポチっとお願いします♪
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