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『ドリームガールズ』
感動度 2007/02/17公開 (公式サイト)
切なさ 迫力度 娯楽度 満足度 【監督】ビル・コンドン 【脚本】ビル・コンドン 【原作】トム・アイン 【時間】130分 【出演】 ジェイミー・フォックス/ビヨンセ・ノウルズ/エディ・マーフィ/ジェニファー・ハドソン/アニカ・ノニ・ローズ/ダニー・グローヴァー/キース・ロビンソン/シャロン・リール/ヒントン・バトル/ジョン・リスゴー/ロバート・チッチーニ <ストーリー> 1962年デトロイト。エフィー、ローレル、ディーナのコーラストリオは、歌で成功しようと毎夜オーディションなどに出場していた。そんな彼女たちを、カーティスという男が目を付けた。やがて、デトロイトで抜群の人気を誇るスター、ジミー・アーリーのバックコーラスを務めることに。そんな3人はカーティスをプロデューサーに、ドリームガールとしてデビューを飾る。次々にヒット曲を放ち、トップスターの仲間入りを果たすが…。(goo映画より) ≪予告編≫ ♪まずポチっと1クリック♪ <感想> アカデミー賞最多6部門8ノミネートということで話題になっていますし、日本での評判もかなりいいようですね。アカデミー賞の後は映画館もかなり混みそうなので前もって観てきました。地元の映画館では『幸福な食卓』の公開最終日だったので慌てて2度目の観賞、その後本作を観たのですが間が2分しかなく静かな映画の後すぐにあの大音量だったので慣れるまで耳が痛かったです。。 ストーリーは黒人の地位が高くない時代に、カーティスという敏腕マネージャーによって賄賂など汚い手を使いながら、トップスターへの階段を上っていくドリーメッツという黒人女性グループの姿を追っています。売れていく中で戦略上の意見の相違によってメンバー同士の衝突や葛藤、チーム内での恋愛があったり人間ドラマをミュージカルっぽく描いています。 黒人が売れるためには白人に迎合していかなければいけません。そのため飛び抜けて歌唱力のあるメインボーカルのエフィーをバックコーラスに回して、ルックスのいいディーナをメインにする決断を下されます。当然、歌では誰にも負けない自信のあるエフィーにとっては面白くないので反発しちゃうわけです。でもTVが普及した時代に人気を得ようとするなら、ある意味当然の決断。やはりどんなに歌がうまくてもビジュアルが良くないと売れないのは事実なんですよね。深夜にやってる「歌スタ!!」とか見ててもそうですもんね。歌だけでは絶対認めてもらえません。それにいかにエフィーに歌唱力があっても、世間がそれを求めているとは限らない。本作でもディーナの軽い歌声が好まれたように、伝えたいものと売れるものが一致する訳ではないことも多い。映画でも素敵な作品に必ずしも観客が多く入る訳ではないですもんね。。 エディ・マーフィー演じるジミー・アーリーやエフィーの末路などのエピソードは胸を打ちましたが、全体的にストーリーは弱かったですね。序盤は勢いがあったのですがそれ以降は失速気味でした。なんだか感情移入するポイントがなくてただコンサートを観に行ったような感じでした。主演のビヨンセやジェイミー・フォックスは深く描かれていないし、映画を引っ張っているエフィーにもイマイチ共感できないんですよね。彼女がグループを離れる場面も、戦略上妥当な決断だし、わがままな問題児にしか見えなかったので。。それに個人的には結末もスッキリしませんでした。確かにカーティスのやってきたことは汚いやり方ですけど、それに乗っかってここまで売れたのは分かっているはず。ボクから見ると同じ穴のムジナです。だからディーナ達がカーティス1人を悪者にして自分は知らないっていうのはイマイチ腑に落ちません。今さらそんなこと言われてもねぇって感じでした。 ミュージカル映画を今まで観たことがなかったのですが、ド派手な演出と音楽でかなり楽しめました。特に歌は凄かったです!初っ端から圧倒されっ放しでした。特にエフィー役のジェニファー・ハドソンの歌声にはパワーがあって、歌を聴いているだけでこみ上げてくるものがありました。もうとにかくこれは是非劇場の大音量と大画面で体験してもらいたいです。彼女の歌を聴くだけで劇場に足を運ぶ価値はあると思いますよ。歌の場面では終始心を震わされます。特に「私は離れない♪」(なんて曲名だっけ?)って歌う時は恐怖すら感じました。主役のビヨンセは抜群にスタイルが良くて綺麗なので、視覚的にも十分楽しめます。だんだん容姿や歌が変わっていくのもうまく演出されていました。個人的にはジェニファーよりもビヨンセの歌の方が軽くて好きですね。「One Night Only」良かったです♪サントラが欲しくなりましたw ストーリーは物足りなくて力技だけで押し切っている感じではありますが、やっぱり音楽のパワーは凄いと思いました。目と耳で十分楽しませてもらいました。いつも邦画ばかり観ているのでたまにこういうのを観るとパワーに圧倒されてしまいます。ハリウッドが落ち目だとか言われてますけどやっぱり底力は凄まじいですね。アカデミー賞どうなるんでしょう?作品賞にノミネートされていないのが不思議ですけど、助演女優賞は獲れるんじゃないのかなぁ。 エフィーの兄C.C役のキース・ロビンソンの顔をどこかで見たことがある気がしてすっごい気になっていたんですけど・・・・ レアル・マドリードのロビーニョだ!! ↓似てません?(笑) ブログランキングに参加中!ここをクリックしてね♪
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TB&コメントありがとうございました。
この作品は、絶対 映画館での鑑賞がベストですよね〜
アカデミーの作品賞にノミネートされなかったのは、
やはりストーリーのせいでしょうか?
でも 音楽を堪能するという意味では、文句無しに楽しめました♪
私も「One Night Only」は、ビヨンセの Disco調の方が好き☆
映画を観たら、サントラが聴きたくなり、
サントラを聴いていたら、映画が観たくなる今日この頃です。
ロビーニョ選手の画像、ウケました(笑)
こんばんは。
この作品は絶対映画館で観た方が楽しいですよね〜。
家で観て歌に迫力がなかったらガッカリしちゃいそうですもん。
歌が主役の作品ですから。
サントラかなり欲しいですw
でも最近DVDをたくさん買ったから財布と要相談です。。
もうC.Cの顔忘れちゃったんですけど、ロビーニョ似てますよね(笑)。
この映画は、ほとんどミュージカルを観にいった気持ちになりましたね。本当に歌が素晴らしくて、そちらにしびれっぱなしでした。
ストーリー的にも、エンタティメント業界にいる、ハタチ前の女の子たちに、いつも自分を保てと言うことの方が無理があるので、結構私は共感できましたよ。
私も感想アップしたので、良かったらお寄りくださいね。
私はエフィに凄く感情移入しましたねぇ。
「One Night Only」では、なぜか泣いてしまいました。歌の力って凄いなぁ。130分でしたっけ?全然飽きずに観れました。
ジェニファーがビヨンセを喰ってるという評判は聞いていましたが、こういうことかぁと納得。
私はとても好きな映画です。
サントラ、欲しくなっちゃいました。
この映画、感動してラストボロボロ泣きました。そして、買っちゃいましたサントラ・・・映画の迫力と比べると激しく劣りますが、でもやっぱり"One Night Only"リピートして聴いちゃいます。
一番下の写真、たしかに似てます〜(笑)
こんばんは♪
TB&コメントありがとうございます!
歌はシビレますよね〜
僕も初っ端から鳥肌モノでしたw
喰ってるというかジェニファーが主役ですよね〜。
彼女が助演女優賞にノミネートされてなかったら
きっと主演だと思ってます。
ここにもルックスの壁があったのかな(笑)
サントラ欲しくなりますよね♪
こんばんは。
TB&コメントありがとうございました!
わぁ〜、いいなぁサントラ♪
買っちゃおうかな〜。
歌は本当に良かったですよね。
歌をを聞いているだけで泣けますもん。
ロビーニョ似てるでしょ(笑)。
TB削除しました〜。
"gooブログ"などここからTBできないブログは別ブログからお返しします!!