• 2010.06.13 Sunday
  • -
  • -
  • -
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

『幸福な食卓』(小説)&映画2回目
感動度ハートハート             2004/11/20発売  
泣き度悲しい悲しい悲しい
温かさおはなおはなおはな
満足度星星星星星



<解説>

「大きなものをなくしても、まだあった、大切なもの。」

とっても切なくて、ちょっとおかしくて、あったまる。 いま最注目の作家が放つ、心にふわりと響く長編小説!

父さんが自殺を失敗したときも、母さんが家を出たときも、朝は普通にやってきた。そして、その悲しい出来事のあとも…。泣きたくなるのはなぜだろう?優しすぎるストーリー。 (Amazon.co.jpより)


≪第26回吉川英治文学新人賞受賞作品≫ 
 

                   人気blogランキング
               ♪まずポチっと1クリック♪


    
   

<感想>

映画を観た後すぐに原作も読んだのですが、映画の空気感のままでした。というか映画がうまく原作の良さを残していたんでしょうね。文章もすごく読みやすくて一気に読めました。


映画とちょっと違うと感じた点は大浦くんが死んだ場面ですね。設定とかは変わらないのですが、全体におけるウエートの占め方が原作の方が大きかったです。映画ではどちらかというと家族の物語が中心で大浦くんは家族再生のきっかけに過ぎず、時間配分としては立ち直るまでの描写が意外と短かったんですよね。僕もそこら辺はちょっと物足りなさを感じた点ではあったのですが、原作ではもう立ち直れず苦しむ様子がしっかり描かれていました。

 
中学や高校の時ってやっぱり恋人が全てだと思うんです。いつも彼氏・彼女のことで頭がいっぱいで周りも見えなくなるくらい、存在は大きなものですよね。何よりも1番は恋人だから、家族がどれだけ仲が良くったって到底その心の穴を埋めることはできません。家族もなんとかしてあげたいと思っているけどどうすることもできなくて、ただ時間だけがだんだんとその辛さをやわらげていく。この様子がじっくりと描かれていました。佐和子目線で描くならこっちの方がリアルだと思うので、この部分は原作の方が好きでした。


あとなんとなく分かりますけど、お父さんが薬学部を目指す理由が映画では詳しく述べられてなくてちょっと疑問だったのですが、原作を読んで分かりました。佐和子はお父さんの自殺のトラウマで梅雨の時期になるとかなり体調が悪くなり、食事ができないほどになるんです。いつもぐったりしていて生気がなくなってる。そのことにお父さんはすごく責任を感じていて、薬学部で勉強して佐和子の体を治してあげたいと思ったみたいです。

 
改めて感じたのは、やはりみんな自分の中でまだお父さんの自殺のことが整理できていないんですよね。変な形で存在している家族なんだけど、そうすることでしかみんな自分を保てなかったんでしょう。それがなんとか崩壊せずに暮らすためのギリギリの姿だったのだと思いました。


上映終了日に慌てて2回目を観ましたが、やはり佐和子と大浦くんの姿が瑞々しくていいですね〜。もう2人が輝いて見えました。早起きして新聞配達を待ってる場面も、ただ学校じゃないところで会うってだけでドキドキしちゃうんですよねw あと合唱の場面もすっごい懐かしくなります。あんな感じでサボって歌わなかったなぁって(笑)。みんなが歌わない様子がリアルでした。


今回気付いたこともありました。お母さんが自分のアパートの風呂には入らないのにお風呂を一生懸命洗ってるところは1回目では気付かなかったですね。お母さんの最初の登場シーンなので違和感を感じるはずもないのですが、こんなところにお母さんの苦しんでいる姿を描いてたんだとビックリしました。

 
ストーリーももちろん素敵だったのですが、この映画が素晴らしい作品になった最大の要因はやはりミスチルの『くるみ』と結びついたことじゃないかなぁ。ほんとピッタリですもん。もし『くるみ』じゃなかったらきっと「いい映画」ってだけで終わっていたと思うんですよね。最後にじっくりと余韻に浸って映画を振り返ることで、心に残る作品になったような気がします。気が早いですが今年のベスト10の上位に食い込んできそうです。ちなみに『ペパーミントの魔術師』のAgehaさんによると、「未来は来る」という意味で「くるみ」だそうです(*'▽'*)へぇ♪


『幸福な食卓』1回目の感想はこちら


    ブログランキングに参加中!ここをクリックしてね♪ 


【満足度アンケート】
『幸福な食卓』が面白かった方→こちらに投票
『幸福な食卓』がイマイチだった方→こちらに投票



『くるみ』 Mr.Children   
                    作詞・作曲:KAZUTOSHI SAKURAI

ねぇ くるみ
この街の景色は君の目にどう映るの?
今の僕はどう見えるの?

ねぇ くるみ
誰かの優しさも皮肉に聞こえてしまうんだ
そんな時はどうしたらいい?

良かった事だけ思い出して
やけに年老いた気持ちになる
とはいえ暮らしの中で
今 動き出そうとしている
歯車のひとつにならなくてはなぁ
希望の数だけ失望は増える
それでも明日に胸は震える
「どんな事が起こるんだろう?」
想像してみるんだよ

ねぇ くるみ
時間が何もかも洗い連れ去ってくれれば
生きる事は実に容易い

ねぇ くるみ
あれからは一度も涙は流してないよ
でも 本気で笑う事も少ない

どこかで掛け違えてきて
気が付けば一つ余ったボタン
同じようにして誰かが 持て余したボタンホールに
出会う事で意味が出来たならいい
出会いの数だけ別れは増える
それでも希望に胸は震える
十字路に出くわすたび
迷いもするだろうけど

今以上をいつも欲しがるくせに
変わらない愛を求め歌う
そうして歯車は回る
この必要以上の負担に
ギシギシ鈍い音をたてながら
希望の数だけ失望は増える
それでも明日に胸は震える
「どんな事が起こるんだろう?」
想像してみよう
出会いの数だけ別れは増える
それでも希望に胸は震える
引き返しちゃいけないよね
進もう 君のいない道の上へ


しるし
しるしMr.Children 桜井和寿 小林武史
トイズファクトリー 2006-11-15
売り上げランキング : 848
おすすめ平均star
Amazonで詳しく見る
by G-Tools



幸福な食卓
幸福な食卓瀬尾 まいこ

講談社 2004-11-20
売り上げランキング : 663
おすすめ平均star
Amazonで詳しく見る
by G-Tools



                瀬尾まいこ関連書籍
    


                北乃きい関連作品
   
   



  • 2010.06.13 Sunday
  • 18:49
  • -
  • -
  • -
スポンサーサイト
Comment:
2007/03/03 1:09 AM, ジグソー wrote:
おおお!また見られたんですね。
僕も好きな映画だったんでDVD出たら買っちゃいそうです!

>あと合唱の場面もすっごい懐かしくなります。あんな感じでサボって歌わなかったなぁって(笑)。みんなが歌わない様子がリアルでした。
ああここの場面記事に書き忘れてた・・・
ここのシーンのリアルさは尋常じゃなかったですよね(笑)
あの歌詞の紙をくるくるにしてるやつなんて必ずいますもん!
しかも最後まで歌ってないのもいたと思います。

勉学の死や、佐和子の病気とかにあまりウエートを置きすぎると最近の映画にありがちな単なる「泣ける映画」になると思ったからあえて外したんじゃないですかね?
2007/03/03 9:31 PM, any wrote:
こーいちさん、こんばんは♪
リンク ありがとうございました!!

「幸福な食卓」2度目の鑑賞ですか!?羨ましいです〜
私は、時間が合わず観にいけませんでした。
原作を読んでから観ると、又違った角度から楽しめますね。
お父さんが何故薬学部を目指していたのか?映画の中では
サラッと流していたので、なるほど、そうだったんですね。
もう1度じっくり映画館で観たかったなぁ〜 
でも5月のミスチルのライブで、生「くるみ」が聴けそうです。
その時には、きっと映画のシーンが浮かぶと思います♪
2007/03/03 10:47 PM, こーいち→ジグソーさん wrote:
>ジグソーさん
観ましたよ〜!
原作を読んだらもう1度観たくなって。
上映終了日に慌てて行きましたw
終わるの早すぎ(泣)。

あの合唱のシークエンスいいですよね〜。
協力しない感じが懐かしくて(笑)
さすが学校の先生が書いた本だけあってすごくリアルでした。

>単なる「泣ける映画」になると思ったからあえて外した
確かに!
あのあざとくない感じがこの映画の良さですもんね。
納得です!
2007/03/03 11:18 PM, こーいち→anyさん wrote:
>anyさん
こんばんは♪
終了するのが早過ぎますよね〜。
もう1度観たいと思っていたのでかなり無理をして
最終日に滑り込みましたw
原作を読んでいくとより細かいところまで観れて良かったです♪

ライブ行くんですね!羨ましい〜!!!
ミスチルのライブ最高でしょうね〜。。
生「くるみ」聴きたい!!
映画バージョンだったらいいなぁ。
2007/07/13 8:19 PM, 輪君 wrote:
幸福な食卓,空中庭園,酒井家のしあわせを連続DVDでみました
幸福な食卓…暖かい気持ちで見ていたのですが…勉学の唐突な死に納得がいかないのと彼の母親の息子の死にたいする感情のあり方がきれい事すぎると思います結局,息子はプレゼントを買うためにバイトして事故死したんでしょう
原作をまだ読んで無いので理解が足りないのかな…私だったら冷静になれない
2007/07/14 12:07 PM, こーいち→輪君さん wrote:
こんにちは♪
たくさん映画をご覧になっているんですね〜
僕も酒井家のしあわせが見たいと思ってたんですよ。
今度見てみますw

僕も映画を見たときは勉学の死の辺りで違和感を感じたんですよね。
佐和子もあっさりしすぎな気がして。
その辺は原作ではじっくり描かれていて良かったです。
原作も同じ空気なのでセットで楽しめました☆
2008/02/21 3:29 PM, hi-chan wrote:
お母さんがお風呂を洗った後のシーンで銭湯に行こうとするのを観て、??と思ったのですが、佐和子が、繰り返しお風呂を見て、何かを想っているシーンが挿入されてたので、なんとなーく察しました(笑)。
原作も良さそうですね。最近、映画観て、原作を読むことが多いんですが、これも読んでみようかな〜。
2008/03/28 4:13 PM, こーいち→hi-chanさん wrote:
お母さんのお風呂のシーン気付きました?
僕全く気付かなくて後で、「そうだったのか〜!」って
気付かされましたw
この原作は素敵ですよ。
映画の空気のまま楽しめます。
Add a comment:









Trackback:
"gooブログ"などここからTBできないブログは別ブログからお返しします!!  
http://andy-cinema.jugem.jp/trackback/254

2007/04/12 9:29 AM
映画[ 幸福な食卓 ]を渋谷Q-AXシネマで鑑賞。 この映画は予告に惹かれてしまった。2ヶ月の前のことなので、詳しく覚えていないけど、Mr.Childrenの「くるみ」のBGMが、画とナレーションにマッチしすぎていたのだろう。たぶん「泣きが入るだろう」と思い、ハンカチ
  
訪問の際には
1つクリックお願いします♪
 
 
アクセスカウンター      (開設日2006/4/23)
PROFILE
          
ENTRY(latest 5)

最新映画レビュー♪

『南極料理人』

『L change the WorLd』

『奈緒子』

『KIDS』

『陰日向に咲く』

『人のセックスを笑うな』

『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』

『銀色のシーズン』

『魍魎の匣』

『Little DJ 小さな恋の物語』

『転々』

『スマイル 聖夜の奇跡』

『マリと子犬の物語』

『ヒートアイランド』

『ROBO☆ROCK』

『椿三十郎』

『やじきた道中 てれすこ』

『象の背中』

『ミッドナイト イーグル』

『恋空』

『風の外側』

『オリヲン座からの招待状』

『クローズZERO』

『ALWAYS 続・三丁目の夕日』

『自虐の詩』

『クワイエットルームにようこそ』

『未来予想図
 〜ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜』


『ストレンヂア -無皇刃譚-』

『サウスバウンド』

『夜の上海』

『クローズド・ノート』

『サッドヴァケイション』

『めがね』

『包帯クラブ』

『スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ』

『HERO』

『Life 天国で君に逢えたら』

『ベクシル 2077 日本鎖国』

『天然コケッコー』2回目

『恋するマドリ』

『キャプテン』

『遠くの空に消えた』

『夕凪の街 桜の国』

『天然コケッコー』

『渋谷区円山町』

『トランスフォーマー』

『ピアノの森』

『河童のクゥと夏休み』

『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』

『アヒルと鴨のコインロッカー』

『吉祥天女』

『図鑑に載ってない虫』

『ドルフィンブルー
 フジ、もういちど宙へ』


『西遊記』

『サイドカーに犬』

『転校生-さよならあなた-』

『憑神(つきがみ)』

『キサラギ』

『300 <スリーハンドレッド>』

『舞妓 Haaaan!!!』

『きみにしか聞こえない』

『恋しくて』

『あしたの私のつくり方』

『GOAL!2』

『大日本人』

『監督・ばんざい!』

『そのときは彼によろしく』

『しゃべれども しゃべれども』

『クィーン』

『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』

『パッチギ!
  LOVE&PEACE』 


『檸檬のころ』

『眉山 -びざん-』

『黄色い涙』

『初雪の恋
  〜ヴァージン・スノー』


『The 焼肉ムービー
 プルコギ』


『神童』

『ゲゲゲの鬼太郎』

『名探偵コナン 紺碧の棺』

『Presents〜うに煎餅〜』

『東京タワー オカンとボク
 と、時々、オトン』


『ナイト ミュージアム』

『大帝の剣』

『蟲師』

『バッテリー』

『アンフェア the movie』

『アルゼンチンババア』

『さくらん』

『長い散歩』

『蒼き狼 地果て海尽きるまで』

『幸福な食卓』2回目

『ドリームガールズ』

『バブルへGO!! 
 タイムマシンはドラム式』


『エラゴン 遺志を継ぐ者』

『魂萌え!』

『Dear Friends
 ディア フレンズ』


『幸福な食卓』

『どろろ』

『僕は妹に恋をする』

『幸福のスイッチ』

『それでもボクはやってない』

『リトル・ミス・サンシャイン』

『大奥』

『鉄コン筋クリート』

『暗いところで待ち合わせ』

『NANA2』

『硫黄島からの手紙』

『父親たちの星条旗』

『武士の一分』

『日本以外全部沈没』

『パビリオン山椒魚』

『TANNKA 短歌』

『椿山課長の七日間』

『ストロベリーショートケイクス』

『手紙』

『いちばんきれいな水』

『7月24日通りのクリスマス』

『デスノート
 the Last name』


『長州ファイブ』

『虹の女神
 Rainbow Song』


『ただ君を愛してる』

『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』

『地下鉄(メトロ)に乗って』

『天使の卵』

『永遠の法』

『涙そうそう』

『夜のピクニック』

『フラガール』

『出口のない海』

『紙屋悦子の青春』

『シュガー&スパイス〜風味絶佳〜』

『バックダンサーズ!』

『アキハバラ@DEEP』

『UDON』

『ラフ ROUGH』

『花田少年史
 幽霊と秘密のトンネル』


『東京フレンズ
    The Movie』


『ユナイテッド93』

『ゆれる』

『時をかける少女』

『日本沈没』

『ハチミツとクローバー』

『ガラスの使徒(つかい)』

『ゲド戦記』

『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』

『好きだ、』

『ラブ★コン』

『ホワイト・プラネット』

『M:i:III』

『カーズ』日本語吹替え版

『BIG RIVER』

『ブレイブ ストーリー』

『バルトの楽園』

『フーリガン』

『タイヨウのうた』

『DEATH NOTE デスノート 前編』

『風のダドゥ』

『シムソンズ』

『初恋』

『トリック劇場版2』

『間宮兄弟』

『GOAL!』

『花よりもなほ』

『デイジー』

『嫌われ松子の一生』

『ダ・ヴィンチ・コード』

『かもめ食堂』

『陽気なギャングが地球を回す』

『明日の記憶』

『雪に願うこと』 

『LIMIT OF LOVE 海猿』

『佐賀のがばいばあちゃん』 (九州先行)
『キトキト!』

『松ヶ根乱射事件』

『蛇イチゴ』

『パプリカ』

『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』

『名探偵コナン 世紀末の魔術師』

『名探偵コナン 14番目の標的』

『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』

『花とアリス』

『69 sixty nine』

『亀は意外と速く泳ぐ』

『ダメジン』

『やわらかい生活』

『せかいのおわり』

『青いうた 〜のど自慢青春編〜』

『笑う大天使(ミカエル)』

『きょうのできごと a day on the planet』

『LOVEHOTELS ラヴホテルズ』

『東京大学物語』

『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』

『ベロニカは死ぬことにした』

『カミュなんて知らない』

『千と千尋の神隠し』

『ルート225』

『もののけ姫』

『ケータイ刑事 THE MOVIE』

『キャッチ ア ウェーブ』

『男たちの大和
     /YAMATO』


『猫の恩返し』

『紅の豚』

『SAYURI』

『最終兵器彼女』

『ウォーターボーイズ』

『となりのトトロ』

『風の谷のナウシカ』

『天空の城ラピュタ』

『天使』


作品インデックス


CATEGORY

           アクセスランキング

レンタルCGI

       
COMMENT
TRACKBACK


俳優別オススメ作品は?

【俳優】

◆オダギリジョー
◆長澤まさみ


【監督】

◆岩井俊二


【その他】

◆「名探偵コナン」



新作映画情報


リンク
ARCHIVES


あわせて読みたい
オンラインDVD&CDレンタル




無料ブログ作成サービス JUGEM


     
これオススメ♪
これオススメ♪
これオススメ♪
これオススメ♪
これオススメ♪
これオススメ♪
これオススメ♪
これオススメ♪
これオススメ♪
これオススメ♪
これオススメ♪
これオススメ♪
これオススメ♪



お邪魔してます♪
SPONSORED LINKS

(C) 2017 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.