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『さくらん』
感動度 2007/02/24公開 (公式サイト)
映像美 満足度 【監督】蜷川実花 【脚本】タナダユキ 【原作】安野モヨコ 『さくらん』(講談社刊) 【時間】111分 【映倫】PG-12 【出演】 土屋アンナ/椎名桔平/成宮寛貴/木村佳乃/菅野美穂/永瀬正敏/美波/山本浩司/遠藤憲一/小池彩夢/山口愛/小泉今日子/石橋蓮司/夏木マリ/市川左團次/安藤政信/蜷川みほ/近野成美/星野晶子/翁華栄/津田寛治/長塚圭史/SABU/丸山智己/小栗旬/会田誠/庵野秀明/忌野清志郎/大森南朋/ゴリ/古厩智之/村松利史/渋川清彦 <ストーリー> お蘭によって吉原の玉菊屋に連れてこられた8歳の少女。きよ葉と名付けられた彼女は、高級花魁・粧ひに面倒を見られることになった。玉菊屋から脱走を図り続けるきよ葉だったが、粧ひに導かれ吉原一の花魁を目指す事を決意する。やがて17歳となったきよ葉は、美貌と鼻っ柱の強さで一躍江戸中の注目を集める存在に。そんなきよ葉は、お客として来たうぶな青年・惣次郎と初めての恋に落ちるのだが…。(goo映画より) ≪予告編≫ ≪邦画満足度ランキング≫ ♪まずポチっと1クリック♪ <観賞前コメント> 巷の評判はチェックしていないので分からないのですが、予告編を見る限り映像は見応えありそうですね。椎名林檎さんの歌も合ってそうです。ただストーリー的にちょっと不安。まあ映像だけでも十分楽しめそうですけど。これってR指定なんですね!言われてみれば花魁の話だから当然か(笑)。 <感想> すごい鮮やかな作品で楽しめました♪ 蜷川監督ってフォトグラファーだったんですね。道理で映像のインパクトがあるわけだ。ド派手で刺激的な色彩で彩られた映像と椎名林檎の音楽で独特の世界観が作り上げられていました。原作は安野モヨコさん同名漫画。正直ストーリーに新鮮味は感じませんでしたがエンターテインメントとして満足できる作品でした。 花魁の話なので設定なんかは『SAYURI』に似ている気がしました。小さい頃に身売りされて逃げ出したいと思いながらも吉原で成功していく現代風な花魁のサクセスストーリーです。自由のない遊郭の世界で媚びずに気ままに振舞うきよ葉は外見も生き方も痛快でかっこいい女性。それに裏では弱さや可愛らしさも持ってて特に女性には支持されそうなキャラでした。 でもやはりみどころは豪華な映像です。衣装やセットなどセンスが良くて映画というより芸術作品を観ているように眺めて楽しめました。花魁の世界を象徴する存在として金魚が出てきましたけど、この金魚もいろんなところに出てきて綺麗でした。大門の上なんかに置いてたら世話が大変だと思いますけど(笑)、でも空を飛んでいるようで艶やかでしたね。ボクが観た劇場に美波さんの衣装が展示されていたのですが、どの方か分かりませんでした(苦笑)。 主演の土屋アンナさんはハマってましたね。人気が出て売れるという設定にはイマイチ説得力がありませんでしたが、キャラは合っていたと思います。彼女って素があんな感じっぽいですよね。サバサバしてて媚びなさそうなので役としても入りやすかったのかもしれません。気ままを貫く力強さがありました。 土屋アンナさん以外は誰が出るのか知らなかったのですが、木村佳乃さんと菅野美穂さんも出てたんですね。しかもかなり大胆な濡れ場もあって予想外のラッキーw 演技はさすがに貫禄もあって土屋アンナさんと比べると色気を感じます。一人は玉の輿、もう一人は壮絶な最期という対照的な役でしたがどちらも存在感がありました。もっと絡みがあるのかと思っていたのに出番が少なくてちょっと残念。女性が作った作品なのであまりエロさは感じませんでしたが、PG-12で大丈夫かな?って感じでしたね。芸術性が高いと大丈夫なのかな。女湯でのドアップもあるし中学生は興奮しそう(笑)。 盛り上がりに欠けましたが最後まで飽きることはなかったです。それにストーリーが稚拙な分、ビジュアルに集中して楽しむことができました。細部まで繊細さを感じるセットや小道具、衣装は必見の価値があると思います。それにワンポイントでゲストが出てくるのも面白かったです。 ブログランキングに参加中!ここをクリックしてね♪ 【満足度アンケート】 『さくらん』が面白かった方→こちらに投票 『さくらん』がイマイチだった方→こちらに投票
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一番印象に残ったのは、菅野美穂ちゃんでしたね〜
花魁道中も正直、アンナちゃんより菅野美穂ちゃんの方がステキでした。やっぱり色気は菅野美穂ちゃんの方があるもんね・・・(笑)
映像は綺麗でしたが、私にはどうも作られた綺麗さという感じがして、どちらかというと、自然な映像美の方が好みなのかもしれません。中野裕之監督が撮る感じの・・・(イメージ湧きます?)
ちなみに監督が撮る写真はやっぱり赤が基調になっている事が多いですよ。
ラストはなんだか物足りないですよね〜。
あれだけアクの強い生き方をしてきたのに肩透かしを食らいました。
まぁ、序盤から展開は読めますけど。
安藤くんはオイシイ役でしたね。
アンナちゃんの花魁道中はうしろで真面目な顔してた安藤くんが
なんだか可笑しくてずっとそっちばっかり見てたんですよ〜(笑)
蜷川監督の写真って普段からこんな感じなんですね〜。
こういう映像美も好きですけど、ボクも自然な方が好きです。
でも中野裕之監督は分かんない(汗)。。
ボクは岩井俊二監督のような綺麗な映像が大好物ですw
「RED SHADOW 赤影」でも出てきます。映画自体は世間的に不評ですが(爆)、私は大好きな映画です。
岩井監督の映像も綺麗ですよね。ストーリーがイマイチわかりにくいんですけど(苦笑)。
実は安藤くんに一番出てもらいたい映画の監督さんです。
へ〜、そうなんですか!
どんな作品なのか観てみたいですね〜。
岩井監督分かりづらいのありますよね(苦笑)
リリイ・シュシュとか一部の人には評価が高いですけど
ボク、全く分かりませんでした。。
でも「花とアリス」とか映像が綺麗でしたよね〜。
安藤くんが出たらどういう風に使われるのか見てみたいですw
なんといっても映像の魅力に尽きると思います。
この前に見たコッポラ監督の「マリー・アントワネット」のテイストに似た物を感じました。
内容は薄いですが、音楽と映像と人物の魅力で見せたという感じです。
こんばんは。
映像はほんとに素敵でしたよね〜。
こういうド派手な映像はなかなかないので刺激的でした。
たまにはこんな作品もいいですね♪
豪華でしたね〜DVDではなく劇場鑑賞だったら尚映像美を堪能できたのでしょうね。
土屋アンナさんよりも、菅野美穂さんと木村佳乃さんの美しさに惹きこまれました。本当に絡みも出番も少なく残念でしたね〜
チョイ役での小栗旬くんの登場が予想外で嬉しかったです!!
こんにちは♪
すっごい鮮やかな映像でしたよね。
映画館の方がやっぱりインパクトはあるかなぁ。
あんなド派手な映像は初めてで刺激的でしたw
僕もアンナさんより他の2人の方が印象に残りました。
もっと出番があっても良かったですよね。
色んな方がチョイ役で出てましたよね。
見落としていてエンドロールで知った人も数人いましたw
"gooブログ"などここからTBできないブログは別ブログからお返しします!!