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『転校生 -さよなら あなた-』
感動度 2007/06/23公開 (公式サイト)
笑い度 泣き度 満足度 【監督】大林宣彦 【脚本】 大林千茱萸/山内健嗣/剣持亘/内藤忠司/石森史郎/南柱根/大林宣彦 【原作】山中恒 『おれがあいつで あいつがおれで』(角川文庫刊) 【時間】120分 【出演】 蓮佛美沙子/森田直幸/清水美砂/厚木拓郎/寺島咲/石田ひかり/田口トモロヲ/窪塚俊介/関戸優希/高木古都/斉藤健一/原舞歌/根岸季衣/中原丈雄/細山田隆人/高橋かおり/勝野雅奈恵/小形雄二/林優枝/吉行由実/小林かおり/宍戸錠/山田辰夫/入江若葉/小林桂樹/犬塚弘/古手川祐子/長門裕之 <ストーリー> 中学3年になる斉藤一夫は、両親の離婚を機に、尾道から幼少期を過ごした信州に引っ越してきた。転校先の中学で幼馴染の斉藤一美と再会する。偶然の再会を喜ぶ一美は、思い出話をするが、一夫は聞く気になれない。そんな一夫を、「昔を思い出させてあげる」と言って、幼い頃よく遊んだ蕎麦屋の水場、に連れて来る。水を汲もうと柄杓を伸ばした途端、足を滑らせ、二人は水の中に…。這い上がった時、二人の体が入れ替わっていた! (goo映画より) ≪予告編≫ 人気ブログランキング参加中♪ ポチッとして頂けると嬉しいです →日本映画ランキング <感想> 1982年に公開された大林宣彦監督『転校生』のセルフリメイク作品。僕は大林監督の作品は観たことがなくて今回初鑑賞です。『時をかける少女』はアニメでリメイクされたので知ってますけど他は知りません。尾道を舞台にした映画をよく作ってる、という印象を持ってるくらいです。 初・大林作品ということで楽しみにしてたんですけど、イマイチ合わなかったです。。なんというかすべての設定が古く感じて全く入り込めませんでした。『青いうた 〜のど自慢青春編〜』なんかもそうでしたけど、古臭い作品は苦手なんですよね。演出もあざとく感じちゃいましたし。オリジナルを観ていないのでなんとも言えませんが、もしかしたらオリジナルのファンのための映画なのかもしれませんね。恐らく大林監督の作品を観たことがあるかないかで感想は大きく変わりそうな気がします。 キャラクターがすごく古くさい設定なんですよね。主人公の2人はまだ大丈夫なんだけど、一美の彼氏の木村くんっていう子は文学少年でいつも着物を着てるんですよ(笑)。言葉遣いも「何時代の人?」って感じでとても中学生には見えないしすごく違和感を感じました。チョイ役で出てくるヒロシのキャラもヘンテコリンな設定でしたし、終盤に出てくる旅役者の一座の登場も無理やりで意味不明。登場人物から展開から、ありとあらゆるものが一昔前のような設定で、なんだか肌に合わなかったです。 ストーリーも途中まではそれなりに面白かったんですけど、終盤で急に難病モノになって一気に冷めました。なんでも病気にして泣かせようとするのはいい加減飽きますね。まぁ展開がうまければ問題なく観れるんでしょうけど今回はあまりにも唐突過ぎてポカーンと置いてきぼりにさせられました。あと、エロいシーンがすごく鼻につくのもダメでした。エロさで言えばそんなにエロくはないのですが、蓮佛美沙子ちゃんの下着姿や裸になるシーンが意味もなく多いんですよね。もちろんうまく見えないように撮られてますけど、15,6歳の女の子が裸になって胸を触らせたり、受け付けにくいものはありました。大林作品のファンやそういうのを期待して観に来る方は嬉しいでしょうけど、普通の客は嫌悪感を感じるんじゃないかなぁ。パーカーだけで走り回らせたりあぐらをかかせたり、わざとパンツが見えるように撮られているので、単に監督の趣味を見せつけられてる気分でした。ストーリーはファンタジーなのにエロい部分だけ妙に生々しいんですよね。。 こういうファンタジーは嫌いではないのですが、完全に感性の問題ですね。決して駄作だとも思わないし、きっと大林作品が合わないだけなんだと思います。ストーリーにしても表現の仕方にしても大林監督の独特のスタイルが確立しているんだろうなというのは感じました。なので大林作品が好きな方は違った感想になるんでしょうね。一般的にはあまり受けなさそうな気はしますけど。。ちょっとマニアックな香りのする作品なのでカップルや家族でご覧になる方はご注意下さい。 ☆参考になったり共感できた方 ココをポチッとお願いします より詳しい最新映画・芸能情報、人気ブロガーの感想は 人気ブログランキング or にほんブログ村へ 【読者満足度ランキング】 『転校生 -さよなら あなた-』が面白かった方→こちらに投票 『転校生 -さよなら あなた-』がイマイチだった方→こちらに投票 |
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私は大林監督の作品は『理由』をDVDで観たことがあるだけですが、途中で観るのを止めてしまいました。
明かりのあまりないシーンの展開にびびったともいいますが(笑)
『転校生』はそれなりに観ている間は楽しんでいました。
蓮佛美沙子ちゃんの演技が他の若手の子に比べると抜群に良く感じました。
年頃ながらに下着姿も潔く演じていて…素晴らしかったです。
ただ、男女が入れ替わる前よりも後の方がそれぞれ男らしく、女らしくなってしまっていて、それがちょっと気になりました。
一男(中身は一美)に別にそんっなにナヨナヨしてなかったのに…とか、一美(中身は一男)、男らしさが増している・・・とか。
観客席は30〜50代の男性がメイン。
ファンの方が懐かしくて来てらっしゃるんでしょうね。
25年前の『転校生』も観てみたいなと思う今日この頃です。
ご覧になったんですね〜。
僕も男なんで脱いでもらえれば嬉しいんですけど(笑)
さすがに15歳だとどうなんだ?って思ってしまいます。。
蓮佛さんの女優魂は感じますけど。
日本は海外ではポルノ天国だとか言われてるくらい規制がゆるいので
未成年だとある程度規制して欲しいなと思うんですよね。
そうそう、入れ替わった後は人格が変わっていましたよね(笑)
でも多少強調させないと表現しにくいだろうなと
気にしないように見ていましたw
妙に生々しくて。
ポルノ天国…複雑です。
分かり易く、という意味で多少オーバーにはしなきゃなんですね。
そういうところ、子供でも観れるようにしてあるんでしょうし、やっぱり性的表現は気をつけてもらわなくちゃですね><
こんにちは♪
蓮佛さんは爽やかだったんですけどね〜。
ちょっと生々しかったんで。。
まぁそれが大林監督の色なのかな。
かなりレトロ感たっぷりでしたね。私はオリジナル「転校生」が好きだったので、特に違和感感じなかったのですが、リメイク版で初めてな方にはどうなのかな〜と思って見ていました。
確かにやけに下着姿は多かったですね〜でも蓮佛美沙子ちゃんの清潔な雰囲気のお陰で嫌らしさはなかったですね。必要ないのでは・・という下着姿も多かったですけど・・
こんにちは♪
最近の邦画しか観たことがないのでレトロな作品は
どうも苦手なんですよね(汗)
なのでエロの部分が余計に鼻に付いてしまいました。。
でもコミカルで楽しめたし蓮佛さんも爽やかで可愛かったですw
初めまして!nyancoと申します。
アンディさんのブログには、邦画のレビューがたくさん掲載されているので、映画を観る前の参考にさせて頂いたり、いつも楽しく読ませて頂いてます♪(^^)
私も今回のリメイク版は、いまひとつでしたね。。
映像は大林監督らしく、凝っていてとても面白かったのですが、内容の方が古くさく感じて、あまり入り込めませんでした。。
また、途中から難病ものになってしまったのは、私も安易な感じがして冷めましたね。。
やはり、オリジナルの方がずっと面白かったような気がします。
こんにちは♪
TBでお世話になってますw
いつもご覧になって頂いているようでありがとうございます!
僕もちょくちょく覗いてます。
男性と女性の視点が分かってすごく参考にしてます♪
オリジナル好きの方も賛否両論のようですね。
僕は大林作品を知らないのですけどどうも古臭いのは苦手で。。
難病モノも今さらって感じがしますよね〜。
リメイク版がイマイチだったのでオリジナルへの意欲が
あまり湧かないのですが機会があれば見てみたいです☆
今晩は
DVDでみたけど
ほんと古臭い。
いきなり、死にいたる病?
なんで今更
難病(笑)
その展開に呆れてしまった。
それにわざとらしいラストの
お墓と歌。
あの旅芸人のエピソードもピンとこないし
森田君、「酒井家の幸せ」では頑張っていたから気の毒だった。
古い私もこんなの嫌だ。
どうせなら
オリジナルを
完璧リメイクの方が納得できた。
☆陰日向に咲くのレビューまってます。
こんばんは♪
やっぱり古いですよね(苦笑)
僕、あまり昔の映画に慣れてないので余計に
拒絶反応がでてしまいました。。
完全リメイクじゃなかったのは現代の子たち用の「転校生」を
作りたかったかららしいんだけど、現代っ子は見ない気がするなぁ。
他のブログを見ても中高年のオリジナルファンの評判が
良かったような気がします。
陰日向〜の感想書いてますよ♪
"gooブログ"などここからTBできないブログは別ブログからお返しします!!