STATE | ENTRY | <<前の記事 | トップ | 次の記事>> |
|
スポンサーサイト
|
|
『サウスバウンド』
感動度 2007/10/06公開 (公式サイト)
笑い度 満足度 【監督】森田芳光 【脚本】森田芳光 【原作】奥田英朗 『サウスバウンド』(角川書店刊) 【主題歌】中島美嘉 『永遠の詩』 【時間】114分 【出演】 豊川悦司/天海祐希/北川景子/田辺修斗/松本梨菜/松山ケンイチ/平田満/吉田日出子/加藤治子/村井美樹 <ストーリー> 「税金など払わん、学校へなんか無理に行かなくていい。文句があるなら国民辞めちゃおー」子供の迷惑顧みず、ハチャメチャでブッとんだ大人が目前の“悪”に向かって突進する。すべてを捨てて突然沖縄へ移住し組織を相手に大立ち回り。子供から見たらとんでもなく過激な親父。ところが決して嘘はつかず、表面的な正義は振りかざさず、ある夢に向かって突き進む…そんな親父に、子供たちは、「ボクたちの親父って、すげぇ!」と親を見直してゆく。(goo映画より) ≪予告編≫ 人気ブログランキング参加中♪ ポチッとして頂けると嬉しいです →日本映画ランキング <観賞前コメント> 原作はかなり面白いそうです。予告編ではそんなに惹かれなかったのでいい意味で予想を裏切って欲しいなぁ。とりあえず今週公開作品では一番楽しみにしてます。 <感想> うーん、予想が裏切られることはなかったです(苦笑)。予告編を見て漠然と想像していた通りだったかなぁ。イマイチ掴み切れないまま終わってしまいました。 恐らくトヨエツ演じる父親をいかに魅力的に見せるかがこの作品の肝だと思うんですよね。正直、本作では魅力的と感じるまでは行かなかったです。年金のことや修学旅行のことも言いたいことは分かるし考えさせられますが、ただの自分勝手なクレーマーな保護者にしか見えないんです。。反対するなら反対するでその論理をしっかり展開してくれないと、給食費を払わない保護者と同等にしか見えません(苦笑)。なのであの父親を尊敬している家族自体が変に感じました。。描き方が足らなかったんでしょうね。きっと原作はその辺がクリアされてるのだと思います。 なのでイマイチ感情移入できないままでした。展開も唐突だしゴチャゴチャ混乱させるだけさせといて、はいサヨナラみたいな、なんだかポカーンとなって終わりました。あんな夜逃げみたいな終わり方でオッケーなの? 結局何がしたかったのか分かりませんでした。ただ権力に屈しなかったということが言いたかったのかなぁ。というか子供放棄は?? あとストーリー以前に子役や西表島の住民の演技がヘタクソすぎて集中できないんですよ(苦笑)。しかもセリフ自体が不自然だし。小学生のセリフはかなり変でしたよね? 「あばよ。」「達者でな。」「ベイビー。」なんていつの時代(笑)。なんか妙におっさん臭いんです。原作がそうなのかもしれないけど、その辺は脚本で直して欲しいです。それに20年振りに再会した親子の会話も不自然すぎるでしょ? あれじゃ頻繁に会ってるようにしか見えない。。 良かったのは沖縄の警官役の松山ケンイチくん。彼が出ている場面は唯一面白く感じました。いい味を出しててさすがです。でももう少し北川景子さんとの絡みも欲しかったなぁ。他のキャストも悪くはないと思うのだけど、描き方の問題ですね。天海さんも「〜のジャンヌ・ダルク」っていう雰囲気はあったし。主役の男の子もちょっと柳楽くんっぽい雰囲気でした(素朴さと眉毛あたりが)。 もしかしたら原作を読んだ方の方が楽しめるのかも。とりあえず人物の魅力は把握しておいた方がいいと思います。まぁ逆にイメージが違ってガッカリする可能性もありますけど。。原作の評判はかなりいいので、すごく原作が気になってきました。 ☆参考になったり共感できた方 ココをポチッとお願いします 2007年10月公開邦画の満足度ランキングはこちら ↑↑『サウスバウンド』が楽しめた方、投票してね↑↑ より詳しい最新映画・芸能情報、人気ブロガーの感想は 人気ブログランキング or にほんブログ村へ |
|
スポンサーサイト
|
私も、こーいちさんのレビューに激しく、強く共感します!
原作はかなり絶賛されてる方が多いようですね。
せっかくの原作もこれでは台無し・・・。
>主役の男の子もちょっと柳楽くんっぽい雰囲気でした(素朴さと眉毛あたりが)。
私もこれは思いました!
雰囲気が似てますよねぇ。
天海さんの存在が薄すぎですよね。
あの変わり者の旦那を支えている妻なら、もっとインパクトあっていいと思うんですけどもね。
TB&コメント感謝です。
全く同じ感想です!!
原作は面白そうだし、キャスティングも良かっただけに残念でしたね〜
結局、最後まで感情移入することなくエンディングを迎えてしまいました。
しかも、あんな終わり方だし〜
>恐らくトヨエツ演じる父親をいかに魅力的に見せるかがこの作品の肝だと思うんですよね。
そうそう!同感です。
でも、これはトヨエツのせいじゃないですね...
演技というより、セリフ/脚本に魅力を感じられませんでした。
唯一、松山クン登場のシーンには救われました。
子役や西表の方々の演技は酷かったですね^(^^;
それでも、私はすっかり一郎ファンでとても楽しめました。
二郎君も良かったし、ケンイチ君はバッチリでしたね。
予告編を観てポカーンとしてしまったので、どうしよっかなーと。
ぎりぎりまで悩んでいそうです^^;
こんにちは♪
僕もなぎささんの記事を見て激しく同感でした(笑)。
原作を読んでいれば脳内補完が出来そうですけど
未読だと全く魅力を感じませんよね〜。
僕的には天海さんはあれくらいで良かったのかなと思いました。
大人しいので裏で操ってる感じがして、逆に迫力を感じました。
でも操られる方がただのアホっぽくて(苦笑)。
こんにちは♪
Anyさんも同じ感想だったんですね〜。
でもこういう感想になっちゃいますよね(苦笑)
キャスティングは悪くないんだからもう少し脚本を
なんとかして欲しかったです。。
監督も他の映画に力を入れすぎてたのかな。
松ケンのシーンだけが良かったのが救いです。
こんにちは♪
楽しめたんですね(羨)
考えさせられたしこういう風に見せたかったんだろうな
というのは分かるんですけど、映画としては面白くなかったです。。
二郎くんは今後どういう風に育っていくのか楽しみです。
松ケン目当てだと微妙なところですね(笑)
登場時間は短いんですけど、彼が出てくるシーンは
唯一ホッとできる場面でしたw
期待していなければ意外と楽しめるかも。。
私も最後まで???で終わってしまいました。
主人公に全く共感できなかったです。
せっかくの沖縄なのに残念な感じでした。
この度ブログを引っ越しました。
これからもよろしくお願いいたします。
こんにちは♪
ですよね〜、僕も何がしたかったのか分かりませんでした(苦笑)
もっと主人公が魅力的に描かれていれば良かったんですけどね。
もっと沖縄の良さも観たかったです。
お引越しされたんですね!
後ほどお邪魔します☆
これからもよろしくお願いしますw
原作ファンとしてはちょっと消化不良の映画化でした(泣)
ラストも子供放棄っていうふうに捉えられてしまいそうですよね。
人気小説の映画化っていうのも考え物だと思います。
こんにちは♪
原作ファンとしてもイマイチだったんですね?
こういう個性的なキャラってしっかり描いてこその
魅力だと思うので映画だと時間が足りなかったかも。
連ドラの方が良さそうですね。
どう考えても変人(わわわ)を
クスッと笑うとこへもってくわけですので。
・・・うん、私も最後あれでええのん?って
それは思いましたけど。
第三者やから眺めてられるはなしで
身内だったらパスだよな〜・・・。
原作はたしかに今めちゃくちゃ売れてます。
by TSUTAYA BOOKSのオバちゃんより。(笑)
・・・読めってば。(タスケテ〜〜)
こんにちは♪
トヨエツも悪くないとは思ったんですけどねぇ。
やっぱり脚本が。。
身内じゃなくても近所にいるだけで嫌かも。
あんな保護者が同じ学校にいるとウザイし。
原作も読みたいんですけど映画がこれなので
イマイチモチベーションが上がりません(苦笑)
原作は面白かったのですけどね〜(泣)
キャストもかなりイメージ通りでピッタリと思ったんですけど・・やっぱり脚本でしょうか?
ただただ色々なエピソードが連なっているだけで、全然ストーリーとしての繋がりが感じられなかったですよね。
ただの自分勝手なお父さんってだけで。
ラストも子供置いてけぼり?って感じで、見てる方も置いてけぼり状態でしたね〜
もっとエピソード減らしていいから掘り下げて欲しかったです、残念。
こんにちは♪
TB&コメントありがとうございました!
酷評を目にする前に観たので、消化不良の部分が大きかったです(苦笑)
今もう一度観ればいい部分も見えるのかなと思いますけど。。
でも松ケンは良かったですw
こんにちは♪
hitoさんもやっぱりダメだったんですね(苦笑)。
原作は絶賛されてたから映画の感想も気になっていたんですけど
原作と映画は別物なんですね。。
恐らくお父さんの魅力を描き切るには時間が足りなさすぎだと思うので
連ドラの方が向いていたかもしれません。
ラストもうまくまとめてくれればそれなりに満足したかもしれないのに
あれには口がポカーンと開いてしまいました(笑)
北川景子さんは号泣して熱演してましたけど
「えっ、これって泣くところなの?」って戸惑いました。。
冗談だと思ってたので(苦笑)。
松ケンくらいしか褒めるところがなかったです。。
"gooブログ"などここからTBできないブログは別ブログからお返しします!!