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『ミッドナイト イーグル』
感動度 2007/11/23公開 (公式サイト)
泣き度 緊迫感 娯楽度 満足度 【監督】成島出 【脚本】長谷川康夫/飯田健三郎 【原作】高嶋哲夫 『ミッドナイト イーグル』 【主題歌】Bank Band 『はるまついぶき』 【時間】131分 【出演】 大沢たかお/竹内結子/玉木宏/吉田栄作/袴田吉彦/大森南朋/石黒賢/坂本爽/金子さやか/波岡一喜/佐原弘起/藤竜也 <ストーリー> 戦場カメラマンとして活躍していた西崎は、現実に傷つき、また病気の妻を顧みずに死なせてしまった事を悔やむ日々を送っていた。ある夜、冬の山中で西崎は空を飛ぶ赤い光を撮影する。それは北アルプスに落下していく米軍のステルス爆撃機だった。すぐに自衛隊の特殊部隊が送り込まれた。ステルスには「特殊爆弾」が搭載されていた。一方、西崎も後輩の新聞記者と共に墜落現場へ向かう。しかし予想外の難関が彼らを待ち受けていた。 (goo映画より) ≪予告編≫ 人気ブログランキング参加中♪ ポチッとして頂けると嬉しいです →日本映画ランキング <感想> 邦画の大作映画ってイマイチなジャンルなんですよね〜。最近の大作というと思い出すのは『日本沈没』かな。このジャンルって途中で変なドラマが入るから緊迫感やスピード感に欠ける作品が多いイメージがあります。なので今回もあまり期待せずに観てきました。 やっぱりというか、例にもれず緊迫感のない作品でした(苦笑)。でも思ったより良かったかなという印象もしました。ハラハラしないし突っ込み所もたくさんあるんですけど、ドラマが少ない分好印象でした。もっと少なくても良かったけど。。なんか社会派アクション映画にしたいのか、感動系のドラマにしたいのか中途半端なんですよね。個人的には軍事的な考証をしっかりやってシリアスにすればかなり面白そうな気はしました。惜しい。 あまり興味がなかったというのもあってキャストと山岳アクション映画くらいの情報しか知らなかったんですよね。そもそも日本が舞台だとも思ってなかった(汗)。日本にあんな雪山があるんですね。。冒頭はなぜ海外で自衛隊の戦闘機が飛んでいるのか疑問だったんですよ(苦笑)。なので序盤は何が起こっているのか全く分かりませんでした。劇中では何か大変なことが起こっているという展開で進んでいるのですが、なかなか核となる情報が提示されないのでテンションが追いついていきません。前半は登場人物との温度差があってなかなか入り込めませんでした。もっと早めに日本に核兵器が持ち込まれているという情報を提示した方が盛り上がったと思うんですけどねぇ。 アメリカが日本に核を持ち込んでいたという設定はなかなかリアルで、あっても不思議じゃないですよね。そういう話が出てから興味が湧いてワクワクしてきました。ただ話が進むにつれ突っ込み所も激しくなるんですよね(苦笑)。そもそも某国の工作員って表現も中途半端。東洋人だとかボカして表現してるけど容姿や名前から明らかだし、こういう所の詰めが甘いと冷めちゃうんですよ。リアルさを持たせる大事な情報を遠慮して描けないんだったら最初から映画化しなきゃいいじゃんって思うんですよね。この工作員の描写だけじゃないんだけど、いかにリアルに感じさせるかがこういう作品の肝だと思うので、中途半端に描かれていると映画自体の面白さって激減しちゃいます。 あと自衛隊が弱すぎ(笑)。よく防衛省が許可しましたよね。保護色の服を着て完全防備の自衛隊が全滅させられて、あれだけド派手な格好をした素人が目的地にたどり着くってどう考えても有り得ないw ヘリでの応援で引き返すっていうのもただ大森南朋さんの出番を作りたかっただけのように感じました。だって核が爆破されたら何百万人の命が危険にさらされるのに、天候不良で危険だからって引き返さないでしょー?ある程度のリスク覚悟で着陸するなり攻撃しないと何のための自衛隊だって話ですよね(苦笑)。工作員はどれだけ潜んでいるんだ?という不気味さはありましたけど、ただ都合よく現れるだけでしたね。毎回狙撃される度に丸腰の西崎達がどうやって逃げているか疑問でした(苦笑)。ステルスの周辺も西崎達が到着したときだけたまたま守備が薄いし、爆破に失敗して戻ってこれるような距離にいるのだったら最初から守っていればいいのに。とにかくご都合主義な展開が多かったです。 キャストはそんなに悪くないと思いました。大沢さんも良かったし、吉田栄作さんもうまかったです。最初は誰だか分からなくて途中で死んじゃう脇役だと思っていました(笑)。久々に見ましたけど一番存在感がありました。玉木くんはストレートな若いキャラだったのでちょっと浮いてた気もします。撃たれたときは思わずウルウルきちゃいましたけど。でも勢いよくしゃべるとセリフが聞き取れないシーンが何度かありました。。竹内結子さんはキャラ的に微妙でしたね。西崎の何に怒ってるのかもよく分からなかったです。一応パスワードを入手するという存在意義はありますけど、別にいなくてもいいし魅力も感じませんでした。石黒賢さんのキャラも謎ですよね。裏社会の情報や人脈に強すぎるし一番の黒幕なんじゃないかと疑ってしまいました。竹内さんとの合流する場面もサスペンス風にする必要ないし。 全体的に面白そうな設定ではあったんですけど、終盤は感動モノにしようとして、結局テーマが何なのか、何が描きたかったのかよく分からない作品になってました。核がどうなったのかも描かれていないし。クライマックスのシーンが一番緊迫感がないっていうのも締まらないですね。大沢さんがカメラの前に何度も姿を現す度に失笑しちゃってました。吉田栄作さんが必死に銃撃戦をしてる後ろで悠長に何やってるんだって話ですよね(笑)。『アルマゲドン』っぽい展開も見慣れてるし。・・と言いつつ泣いてたんですけど。息子の優くんの表情を見てたら涙は出ました。この子役の子が健気で涙を誘うんですよ〜(泣)。お母さんもいないのにこれからが可哀想。いくら日本を救うためとは言え子供は不憫ですよね。 映画を観た後はそれなりに満足したんですけど、感想を書くとダメだしばっかりになってますね(苦笑)。でも邦画の大作にしてはいい方だと思いました。『日本沈没』と比べてるからかな(笑)。盛り上がりがなくて淡々としてるけど、何も考えずに観ればそこそこ楽しめるんじゃないかなと思います。 ☆参考になったり共感できた方 ココをポチッとお願いします 2007年11月公開邦画の満足度ランキングはこちら ↑↑『ミッドナイト イーグル』が楽しめた方、投票してね↑↑ ↑↓ 『ミッドナイト イーグル』がダメだった方、こちらに投票してね 2007年11月公開邦画の裏・満足度ランキングはこちら より詳しい最新映画・芸能情報、人気ブロガーの感想は 人気ブログランキング or にほんブログ村へ 大沢たかお出演作 玉木宏出演作 竹内結子出演作 |
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意外と泣けてしまったことに驚きましたねぇ。
ストーリーよりも優君の健気さに・・・。
鑑賞前からさほど期待もなかった分、そこそこ良かったのではないかと思えましたぁ。
しかあし、今回のこの作品に関してはいいたい事が大ありなんです。気分を害されるかもしれませんので、耳をふさいでください。
とにかく、期待を裏切るどころか、怒りさえ覚えさせるひどい映画だとボクにはあ思えました。こんなもんで騙せんだろ感で充満している駄作中の駄作です。戦後最大の駄作かもしれない。もう突っ込みどころもいい加減な表現も満載。役者が可哀相。BGMすらまともに使いこなせてない素人映画の極みです。脚本もひどい。説明的なセリフだけならゆるせますが、ほとんど日常会話ではつかわないような言い回しが底ここに出てきて、なんじゃこりゃ状態。無理矢理な息子のかすがい役回りのためのリアルさ皆無の音楽PV的演出。コクピット内は多分メカアドバイザーの考証ゼロ状態で作ったとしか思えないいい加減さ。第二次世界大戦当時の飛行機でっせ、あれじゃ。後付のカーナビモニターみたいなCCDカメラがご都合主義で突如登場したり。爆破墜落機なのに電源がずっと通電していたり・・・。ピーカンのラストにもかかわらずヘリは飛ばなかったり・・・。ひどすぎます。期待して行ったのに、大落胆でした。入場料300円でもまだ高すぎる。役者がホントに可哀相で仕方ないです。
こんにちは♪
ね〜、あの子役の子が健気で可愛かったので
僕も思わず泣いてしまいました。
全く期待していなかったので思ったより良かったと
思いました。
いやー、感想を書けば書くほどにツッコミしか出てきませんでした。
フォローするところが無いんです。
「日本沈没」も良くはなかったけれど、VFX等の技術的な面は素晴らしかったですから、救いどころがあったのですが。。
頑張って言うなら、「ディランを唄う男」がサプライズでよかったですw
こんにちは♪ご無沙汰してます!
かなりお怒りのようですね(笑)
考証してないような描写が多かったですから
リアリティは全くなくて興醒めしちゃいますよね。。
かなりご都合主義でしたし。
僕はあまり興味がない作品だったので怒るほど真剣に観てなかったけど
楽しみにしていたら怒りを覚えるでしょうね。
他のブログを覗いたら、皆さんかなり酷評されてますので
ほとんどがこんぶさんと同じ気持ちのようですw
こんにちは♪
あら〜、たいむさんもダメでしたか(当然?)。
感想を書くと本当に突っ込みどころしか出てこないですよね(笑)
確かに褒める所を探す方が難しいかも。。
でも見終わった後はそんなに不快な気分でもなかったんですよね〜。
元々興味がなかったっていうのもあるんでしょうけど(汗)。
あっ、椎名・・じゃなかった濱田くん良かったですね〜。
感想を書くの忘れてた!
本当にちょい役でしたけど印象に残りました☆
>映画を観た後はそれなりに満足したんですけど、感想を書くとダメだしばっかり
これ、同感です。
私もダメだしばっかりになってしまいました。
私は玉木君ファンだからこそ、玉木君の演技の下手さが気になって仕方ありませんでした。
去年は邦画が強かったですけど、今年の邦画大作を観る限りだと、勢いが衰えてる感じがしますね。このミッドナイトイーグルも同様でしょうか?
確かにキャスティングは素晴らしいんですけど、内容が中途半端だから全体的に駄目に見えちゃうんですよね。原作モノって尺の関係上どうしても端折らなければならない部分とか多いので、本作もそういう部分があってイマイチな出来映えになってしまってるんだとも思いますね。
これだったらリアルに見せず、多少荒唐無稽な内容にした方が受けが良かったかもしれませんね・・
こんばんは♪
でしょ〜?感想を書くとダメだしになりますよね(苦笑)
冷静に振り返るとダメですね。。
玉木くんはキャラ的に若さが前面に出る役だから
ちょっと無理してる感が出てました。
新春ののだめに期待してます♪
こんばんは♪
今年はちょっと勢いがないですね。。
去年は次から次に面白い作品が出てきたんですけど。
>これだったらリアルに見せず、多少荒唐無稽な内容にした方が
僕も全く同感です。
リアルに描けないんだったら全て空想で描いた方がいいと思うんですよね。
中途半端でストーリーの面白味もなくなってますもん。
こんにちは♪
何も期待せずに見れば楽しめますよね〜
僕も意外と楽しめましたw
満足度は☆4つにしようか悩んだくらい(笑)
なので余計に、もうちょっとうまく作って欲しかったなと
残念でした。
平和って何やねんって言われると
ALWAYSでも書いたんですが
家族1つ1つが幸せであること
その集合体が平和な国なんじゃないかと。
人一人が守れるものはせいぜい身内や知り合いが
精一杯で
戦争に借り出される人たちだって
正直国がどうなろうとしったこっちゃないが
自分の身を挺して大切な人を守りたいから行くわけで。
そこまで戦っても帰るべき家や国がなくなってる
場合だってあるんですけどね。
冒頭の戦争シーンのトラウマで
主人公の行動がこうなってああなって
ラストの展開もああやっぱりねってバレバレだったし
ヒューマンドラマにするならするで
「オレたちは軍隊じゃない、自衛隊だ」って
言葉がも少し生きるような映画にしてほしかったなと。
父の愛がせめて息子に伝わりますように
その部分でうるっときましたが
あれ、ひとのとこでやっぱし私も思いっきり
ダメダシをつらつら書いてしまいました。(笑)
それなりに楽しんだくせにダメ出しです(笑)
いろんな突っ込み所はありますけどこのスケールの
邦画にしては面白かったです。
それだけにリアリティと緊迫感がなかったことが残念。。
子供のシーンは単発で泣けたんですけど映画を
通して泣かせて欲しかったです。
いやぁ〜 見事に同感の嵐です!
私も石黒賢が黒幕では?なんて疑ってしまいましたよ。
そうそう、竹内さんと合流するサスペンス風のシーンは何か意味があったんでしょうかね。
何度か言っていた「お肌に悪い」と言うセリフも必要ないような...
あらぁ〜 お邪魔しておいてダメだしばかり、お許しを!!
でもねぇ...解っていても
ラストは大沢さんの演技に泣いてしまいました。
こんばんは♪
Anyさんも泣いちゃったけどダメ出し派ですか(笑)
石黒賢さんを怪しくする必要性がなかったですよね。
緊張感を出したかったんでしょうけど、だったら他のところで
出して欲しかった(苦笑)
もっと必要な部分がたくさんあったのに〜。。
・・結構好きだったんですけどどうしてもダメ出ししちゃいます(笑)
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