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『マリと子犬の物語』
感動度 2007/12/08公開 (公式サイト)
泣き度 娯楽度 満足度 【監督】猪股隆一 【脚本】山田耕大/清本由紀/高橋亜子 【原作】桑原眞二 『山古志村のマリと三匹の子犬』(文藝春秋刊) 【主題歌】平原綾香 『今、風の中で』 【時間】124分 【出演】 船越英一郎/松本明子/広田亮平/佐々木麻緒/徳井優/梨本謙次郎/重田千穂子/螢雪次朗/角替和枝/蛭子能収/三宅弘城/高嶋政伸/小林麻央/小野武彦/宇津井健 <ストーリー> 新潟県山古志村に住む仲良し兄妹、亮太と彩。母親は病気で亡くなり、父親と祖父の4人家族だった。ある日、彩は原っぱで捨て犬を拾う。父親が犬嫌いのため、一度は諦めようとするが、彩はひとりぼっちの子犬を見捨てる事ができない。父親も彩の優しい心に負け、一家で飼う事になった。マリと名づけられた子犬はすくすくと成長し、ある日、子犬を3匹産んだ。家族が増えて彩と亮太は大喜び。そんな時、山古志村を悲劇が襲った…。 (goo映画より) ≪予告編≫ 人気ブログランキング参加中♪ ポチッとして頂けると嬉しいです →日本映画ランキング <感想> 涙だだ流しでした(TT▽TT)ボロボロ 予告編を見る度に泣いていたので、泣くだろうなとは予想していたんですけど見事に泣きっぱなしでした。犬を飼っている方はかなり感情移入できるんじゃないでしょうか。 予告編を観ただけでストーリーは分かってるんですけど、犬と子役の演技がうまくて、その表情を見ているだけで涙がボロボロでちゃうんですよね〜。別れのシーンなんか号泣。。佐々木麻緒ちゃんのマリを呼ぶ叫び声と、マリが必死にヘリを追いかける姿はたまらなかったです。。そうせざるを得ないんだけど、やるせないです。。 うちも犬を飼っているので、こういう時どうするんだろう?ってすごく考えちゃいますね。家の中で飼っているので子供のような感覚で接してるし、とても置いていくなんて決断はできない。ただ自分にとっては家族だけど、他人にとっては動物でしかなくて苦手な人も当然いるので、こういう災害の時に自分勝手な行動はできないし。。すごく難しい(悩)。マリはたくましくてなんとか生き延びたけど、うちの犬だと100%死んでると思うんですよね。。冬は基本的にこたつの中でゴロゴロしてるし、寝るときはベッドの中で仰向けになってお腹をおっぴろげて寝てるし、絶対に野生では生きられなさそう(苦笑)。だから置いていくとなると見殺しにするのも同然。犬の安全が確保されるまでその場を離れることはできないんじゃないかなぁ。。 この作品を観て改めて地震の怖さが身に染みました。犬を題材にすることですごく身近でリアルなことなんだなぁって痛感しました。それに地震のときの映像も迫力があって恐しかったです。家が崩れて閉じ込められるシーンはまるで戦争映画を見ているようで、こんな事が起こっていたんだと今さら驚かされました(汗)。僕も震度5を広島と福岡で体験しましたけど、そんなに大したことがなかったんですよね。広島の時にテレビが落ちたり食器が割れたくらいで命の危険を感じることはなかったですし。本作は地震の怖さを伝える作品としても価値のあるものになっていると思いました。 マリはどうやって演技をさせているんだろう? 本作の魅力はやっぱりマリの演技がなくては成り立ちません。うちも1匹、すごく賢くて人の言葉はほぼ理解できてるんじゃないかって思うくらいの犬がいるんですよ。しつけて色々覚えさせたので、どういう芸を教えるのが難しいかっていうのもなんとなく分かるんですけど、絶対無理だろうって思うようなこともたくさんあってビックリしました。子犬をくわえて運ぶ動きなんかも教えるのってかなり難しいと思うんですよね。偶然撮れた奇跡的な映像もあるんだろうけど、天才だなって思いました。主演女優賞をあげたいくらいです。 泣きのポイントが前半だったのでちょっと中だるみ感はありましたけど、ラストもきっちり締まっていたので気持ちよく映画館を後にできました。犬の感動物語ってだけではなくて地震の恐ろしさも伝える素晴らしい作品です。冬休みに子供達と見るファミリー映画としては最適だと思いますよ。オススメです。 こういう犬の映画で感動させられた一方で、日本では毎年多くの犬が捨てられて殺されているというのも現実なんですよね。避妊手術など飼い主のモラルの向上で、近年はその数が減ってきていますが、それでも10万頭以上の犬が殺処分されています(猫はそれ以上)。二酸化炭素ガスで殺されるので要するに窒息死させられているんですよ。。苦しんで死んでいるんです。可哀想な犬を増やさないためには行政の力も必要ですが、やはり飼い主が責任を持って管理するしかないと思います。飼えないんだったら絶対に産ませない。産まれたら責任を持って飼う。犬(猫)は人が世話をしないと生きていけない動物です。処分される犬猫が0になることを願います。 ☆参考になったり共感できた方 ココをポチッとお願いします 2007年12月公開邦画の満足度ランキングはこちら ↑↑『マリと子犬の物語』が楽しめた方、投票してね↑↑ ↑↓ 『マリと子犬の物語』がダメだった方、こちらに投票してね 2007年12月公開邦画の裏・満足度ランキングはこちら より詳しい最新映画・芸能情報、人気ブロガーの感想は 人気ブログランキング or にほんブログ村へ |
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泣けましたよね〜ボロボロ泣きました。
こーいちさん犬飼ってらっしゃるのですね!マリの表情や仕草が上手で、これは絶対犬飼ってる人は堪らないだろうと思って見ていました。
足を血だらけにしている姿にも涙。。。宇津井さんの涙にももらい泣き。別れのシーンで涙。
後半の兄妹ふたりで出かけたあたりは「え〜それはちょっと・・」と反感もってしまったのですが、でもやっぱり二人のマリを思う気持ちと小さいながらに妹の気持ちを思い、お母さんとの約束を守ろうとするお兄ちゃんの姿にも打たれました。
私もこの冬のファミリー映画で一押しです!
はい、犬は2匹飼ってますw
一緒に寝てるし、もう犬のいない生活は考えられないです。
だからこの映画はたまらなかったですね(泣)
表情を見てるだけで号泣でしたもん。
足を血だらけにしてる姿も泣けました〜。
ふたりで出かけたシーンも大人目線で見るとダメなんですけどねぇ。。
でも僕だったとしても、こっそり行っちゃいそう(笑)。
あっそうそう、書き忘れたけどお兄ちゃん良かったです!
冬のファミリー映画では一番オススメできる作品ですよね!
とにかく泣けました。犬よりも子役の女の子に泣かされましたね。
泣けば良い映画ということはありませんが、熱い血が燃え上がるような感動の涙でした。
単純といわれても、この映画を貶したくありませんね。
こんにちは♪
TB&コメントありがとうございました!
素敵な作品でしたよね〜。
ほんと子役の女の子うまかったし。
昨年は子役の子が印象に残る作品が多かった気がします。
本作もそうだし、「サイドカーに犬」なんかも良かった。
子役のレベルも上がってますね。
同県出身なので、あまりにも話が身近すぎて、どうしようかと観るのを迷っていましたが、案の定、初めから泣いてしまいました。特に地震のシーンがリアルすぎて、恐怖で泣いている子もいたので、あまり小さな子にはお勧めできないかもしれないですね。
子役二人が上手すぎて、子役と言うのが申し訳ないような。マリ役わんこも、ここまで仕込んだトレーナーさんは凄いなと、頭が下がりました。
二人で出かけてしまったシーンも、あれくらいの年では、自分の行動がどういう騒ぎを巻き起こすかまでは、想像ができないだろうな、と、あくまで子どもの目線で描いているところは好感が持てました。
映画最後では、仮設住宅でマリたちは過ごしていますが、現実ではちょっと無理で、それぞれ新しい飼い主に引き取られたみたいですね。
レビューしようかと思ったのですが、泣きすぎて、これを考え直す気力がなくて諦めました…。
こんにちは♪
返事が遅くなりましたm(__)m
水仙さんって新潟出身だったんですか?
だったら余計に心に突き刺さるものがありますよね。。
地震の描写もリアルだったし、ほんと泣き出しちゃう子もいるでしょうね。
子役2人とマリの演技は素晴らしかったです。
女の子の方は「涙そうそう」にも出ていてそちらでも印象に残っていたので
やっぱりすごい女の子だなぁって感心しました。
マリは新しい飼い主に引き取られたんですか。
残念ですけど仕方ないですよね。。
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