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『魍魎の匣(もうりょうのはこ)』
笑い度 2007/12/22公開 (公式サイト)
緊迫感 テンポ 満足度 【監督】原田眞人 【脚本】原田眞人 【原作】京極夏彦 『魍魎の匣』(講談社刊) 【時間】133分 【出演】 堤真一/阿部寛/椎名桔平/宮迫博之/田中麗奈/黒木瞳/マギー/堀部圭亮/荒川良々/笹野高史/大森博史/大沢樹生/右近健一/寺島咲/谷村美月/清水美砂/篠原涼子/宮藤官九郎/柄本明 <ストーリー> 戦後間もなくの東京。元・女優、陽子の娘が行方不明になり、探偵・榎木津が捜査を担当していた。一方、作家・関口と記者・敦子は、不幸を匣(はこ)に封じ込める謎の教団の陰謀を掴むべく調査していた。更に巨大なはこ型の建物の謎を追う刑事・木場。全ての事件は、複雑に絡まり、一つに繋がっていた。それぞれの謎を解くため、彼らは古書店・京極堂の店主、中尊寺のもとに集まった。 (goo映画より) ≪予告編≫ 人気ブログランキング参加中♪ ポチッとして頂けると嬉しいです →日本映画ランキング <感想> 原作は未読、前作の『姑獲鳥の夏』も未見です。ホラーっぽい映画は苦手なんですけど、予告編が面白そうだったんですよね。キャスティングも豪華だし。手に汗握るミステリーを期待しつつ観て来ました。 うーん、どうなんでしょう(苦笑)。映像の雰囲気はあったしキャラも立ってて魅力的だったんですけど、イマイチ話について行けず消化不良でした。。あらかじめ原作や前作で予習が必要なんじゃないかなぁ。登場人物が多いので人間関係を整理してる間に話がどんどん進んじゃうですよね。ストーリーはとにかくハイスピードで、良く言えばテンポがいいんだけど、メリハリがなかったようにも感じました。 少女誘拐事件や少女バラバラ殺人事件、新興宗教問題などが絡み合って物語が複雑なんですよね。登場人物が何を目的に動いているのか分からないままでした。というか今でも分からないんですけど(汗)。ラストってなぜみんながあの匣の建物に行くことになったんでしたっけ?(苦笑) 美馬坂教授の研究をなぜ必死に止めようとしてるのかも分からなかったんです。。久保竣公を匿っていたから? その辺が理解できていなかったのでクライマックスのシーンもボーっと傍観してるだけになってしまいました。 映像の雰囲気はすごく良かったです。戦後の日本って感じで。中国ロケですよね? エキストラが明らかに中国人だったのですぐに分かりました(笑)。でも『ALWAYS』ばりに当時の日本が再現されていて見応えがありました。キャラクターも魅力的で良かったです。原作未読なので原作のイメージに合っているかどうか分かりませんが、誰が主人公になっても物語が出来そうなくらい濃いメンバーで面白かったです。本作の主役は堤さんですけど、阿部ちゃんも主役級の活躍だったし、宮迫さんが主役でも面白そう。あと田中麗奈さんのキャラも好きでした。脇役だったらクドカンもいい味を出していたし、少女2人(寺島さんと谷村さん)も良かったです。 雰囲気は楽しめましたが、話をちゃんと理解できなかったので全体的にはなんとも言えないですね。。もう一度観に行けば楽しめそうだけど、観に行く気力もわかないし(苦笑)。なんだか期待していた程ハラハラするような作品じゃなかったです。原作既読者の感想はどうなんだろう? ある程度予備知識を入れて(人間関係くらい)観に行った方が楽しめるような気がしました。 ☆参考になったり共感できた方 ココをポチッとお願いします 2007年12月公開邦画の満足度ランキングはこちら ↑↑『魍魎の匣(もうりょうのはこ)』が楽しめた方、投票してね↑↑ ↑↓ 『魍魎の匣(もうりょうのはこ)』がダメだった方、こちらに投票してね 2007年12月公開邦画の裏・満足度ランキングはこちら より詳しい最新映画・芸能情報、人気ブロガーの感想は 人気ブログランキング or にほんブログ村へ |
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私は原作既読でしたが、それなりに楽しめました。原作とは違う話になってましたが(苦笑)。テーマからして違ってしまったので、頭を切り替えないと許せなくなってしまう危険があり、出来るだけ切り離して見るようにしました。
堤さんと阿部ちゃんと椎名さんの掛け合いが面白かったなと思いました。私的には、阿部ちゃんの榎木津が原作のキャラに近いなと思ってます。
このストーリー、原作では木場(宮迫)が実質主人公になってるんですが、映画ではこの扱い(笑)。代わりに阿部ちゃんと堀部さんが活躍してました。
京極堂が出てくるシリーズの中では「魍魎の匣」が最高傑作だと思うので、機会があれば、ぜひ読んでみて下さい。分厚い本ですけど(笑)。
世界観は面白かったしグロさも全然大丈夫だったんですけど
話を理解するのに手間取ってしまいました(苦笑)
キャラはすごく魅力的でしたよね。
誰が主役になっても面白そうでワクワクしました。
原作だったら木場が主役なんですね〜。
1人別行動だし雰囲気のあるキャラだなと思ったんですよ。
原作は面白そうですけど、すっっっごい長いんでしょ?(笑)
ちょうど今読んでる本がないので読んでみようかな。
とりあえず『姑獲鳥の夏』のDVDも借りてみましたw
京極堂の堤さんも原作と多少違った印象ですが、人間ぽくてよかったです。着物姿もカッコよくて、セクシーでしたし。。。憑き物おとしのシーンは一番迫力があって、この映画のみどころだったと思います。
こんにちは♪
コメントありがとうございます!
原作はすっごく分厚いですよね。
まとめる作業はかなり大変だったでしょうね(笑)
原作を読んでいたらさらに楽しめていたかもって思いました。
キャラクターも知らなかったので付いていくのに精一杯で。。
原作を読んだらまたDVDで見直したいです。
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