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『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』
笑い度 2008/01/19公開 (公式サイト)
感動度 泣き度 青春度 満足度 【監督】北村拓司 【脚本】小林弘利 【原作】滝本竜彦 『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』 【主題歌】GReeeeN 『BE FREE』 【映倫】PG-12 【時間】109分 【出演】 市原隼人/関めぐみ/浅利陽介/三浦春馬/野波麻帆/板尾創路 <ストーリー> 寮生活をする高校生、山本陽介は自分の人生に漠然とした不安を感じていた。バイク事故で死んだ親友の能登は自分とは全く違っていた。能登のことを思い出す度、「自分も何かしなくては」と悶々としていた。ある日の夕方、公園で何かを見上げる制服姿の美少女を見かける。そこに、唸るチェーンソーを持った大男が現れた。驚く陽介を尻目に少女は男にナイフを投げつけた。少女、絵理は謎のチェーンソー男を倒そうと闘っていたのだ! (goo映画より) ≪予告編≫ 人気ブログランキング参加中♪ ポチッとして頂けると嬉しいです →日本映画ランキング <感想> 予告編を見る限りハチャメチャなB級アクションコメディのような作品なのかなと思っていました。なのでその世界観にノレるかどうかが不安なところだったんです。でもお友達ブロガーさんの感想は割りと良さそうだったんですよね。キャストの市原くんや関めぐみちゃんも大好きなのでちょっと期待値を上げつつ観賞してきました。 いきなり序盤でグッと心を掴まれました。オープニングがめちゃくちゃカッコ良かったです。チェーンソー男との戦いなのに時代劇風なクレジットでセンスがいい。一気にテンションが上がります。チェーンソー男のビジュアルも不気味でそそられるし、いつの間にかのめり込んでました。 でもだんだん青春の香りが漂い始めます。序盤こそ「チェーンソー男って何者なんだろう?」と思いながら観ていたのですが、話が進むにつれその正体がなんとなく予想できて、その戦いの意味するものが理解できました。それが分かると、この映画って実は青春映画だったんだっていうのも分かるんです。実はチェーンソー男は絵理の心の悲しみや絶望のメタファーなんですよね。チェーンソー男との戦いは絵理の心の葛藤で、生きたいという想いと死にたいという想いのぶつかり合い。その意味を理解してからは、チェーンソー男が出てくる非現実のファンタジーなんだけど、なんだかリアルに感じました。 チェーンソー男の描き方も良かったです。出し所のわきまえた演出がうまいなぁと思いました。陽介によって絵理の心の悲しみが癒されるつれて、映画でのチェーンソー男の存在も薄れていきます。絵理は毎日放課後にチェーンソー男と戦ってるんですけど、序盤と終盤の戦い以外はほとんどカットされているので飽きることもなかったです。 こういう青春映画大好きです♪もう途中から胸がキュンキュンしちゃって必死に応援してましたもん。脇役陣の使い方もうまいんですよね。ストーリーは市原くんと関めぐみちゃん(+チェーンソー男)中心に進められていくんですけど、時折でてくる浅利くんや板尾さんがいいアクセントになっています。CGの使い方もいいし、全体的にバランスのいい作品だなと思いました。これは監督のセンスなのかな?北村拓司監督はCMの世界で活躍されていた方で今回が映画初監督だそうですけど、今後の作品も注目したいです。 市原くんも良かったです。彼は作品によって当たり外れがあるんですけど、今回のような悩んでる鈍感な青年役はすごくハマりますよね。『虹の女神』の智也と似ていて、見事にイライラさせられました。でも相変わらずセリフは棒読み(笑)。関めぐみちゃんもすっごく可愛くてよかったです。最初はぶっきらぼうなんだけど次第に陽介に惹かれていく様子がうまく表現されていました。アクションも結構自分で演じてるみたいだし、かなりカッコよかったです。 浅利くんもいい味出してましたね。とにかく興味あるものには手当たり次第ガムシャラに手を出すが中々ものにならない青年。陽介とは違った悩みを抱えているんだけど、前向きで友達想いで印象的なキャラでした。三浦春馬くんは死んじゃってるんですけどカリスマ的な役はハマってます。『キャッチ ア ウェーブ』の時はまだ頼りない感じだったのに。急激に成長している俳優さんですね。舞台にも向いてそう。来月は『奈緒子』の公開も控えています。珍しく福岡での先行上映会で上野樹里ちゃんと三浦春馬くんのトークショーがあるんですよ♪ チケットを買ったら1列目だったので間近で見れそう(嬉)。こんな機会はめったにないので楽しみですw 先生役の板尾さんも予想以上に(笑)存在感がありました。いかにも先生って感じでなんだか懐かしかったし、セリフも重要なものが多かった気がします。 チェーンソー男とのアクションコメディだと思っていたので、いい意味で予想を裏切られました。好みは分かれるんでしょうけど、個人的にはかなり好きなタイプの映画です。もう1回は観に行って細かいところも観てみたいですね。原作も読んでみようかなぁ。 ☆参考になったり共感できた方 ココをポチッとお願いします 2008年1月公開邦画の満足度ランキングはこちら ↑↑『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』が楽しめた方、投票してね↑↑ ↑↓ 『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』がダメだった方、こちらに投票してね 2008年1月公開邦画の裏・満足度ランキングはこちら より詳しい最新映画・芸能情報、人気ブロガーの感想は 人気ブログランキング or にほんブログ村へ |
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戦う場所にも意味があることが分かって、せつなかったです。
関めぐみちゃん良かったですよね。ワイヤーアクションって、結構怖いらしく、女の子が最初にやるとたいてい怖くて泣くという話を聞いたことありますが(桃井かおりさん談・笑)、めぐみちゃんはどうだったんでしょう。
戦う場所の意味や戦う理由が分かると胸にグッときますよね。
関めぐみちゃんはワイヤーアクション楽しんでたらしいですよ。
パンフに載ってました。
プールのシーンも30m吊り上げられたり、ワイヤーで
引っ張られたりしながら泳いだみたいです。
市原くんは「僕は絶対無理」って感心してました(笑)
右にでるもんがいない市原くん・・・て
ほめてんだかけなしてんだか。(爆)
三浦春馬くんがメチャかっこよい〜〜♪
と、例によってミーハーに走りました。
劇中の「根性なし」がもいっかい聞きたいです。
(「ネガチェンコンピ」に収録されてます)
関めぐみの高校生はイタイ(わわわ)かも
しれませんが凛々しくてツンデレで
オールオッケー。
彼女の存在でもってかろうじてまあなんとか
・・な作品だったかも。
・・・盗んだバイクで走り出す〜って
オザキも歌ってたけど
あれくらいの少年て誰でもこんなふうに
どっか脱線しててええ加減でイライラした日々を
送ってるんでしょうかね・・・。
こんにちは♪
ハマらない役も多いけどこういう役はハマるんですよね〜、市原くん(笑)。
虹の女神以来のヒットでした。
三浦くんは役に恵まれてるしカリスマ的なカッコ良さがありますね。
関めぐみちゃんの高校生役ダメでした?(笑)
僕的にはライフの時に比べたら結構大丈夫だったんですけど。
もともと大人っぽい顔立ちですもんね。
あのくらいの年齢の時ってみんな悩んでるのかなぁ?
僕は受験に追われててそんなの考えたこともなかった(苦笑)
だから逆に青春っぽくて羨ましかったです。
最初の時代劇みたいなところが、すごく格好良かったですよねっ!
能登くんもステキ!
だけど、他の高校生がどうしてもおっさんにしか見えなくて…
娘(高2)に聞いたら、そんなもんだよと言ってました。かなりショックです。
こんにちは♪ご無沙汰してました〜
最初のところ良かったですよね。
全体的に好みの作品でした。
高校生おっさんぽかったですか?(笑)
僕も気付かなかったですw
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