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『人のセックスを笑うな』
笑い度 2008/01/19公開 (公式サイト)
エロ度 切なさ 青春度 満足度 【監督】井口奈己 【脚本】本調有香/井口奈己 【原作】山崎ナオコーラ 『人のセックスを笑うな』(河出書房新社刊) 【音楽】HAKASE-SUN 【時間】137分 【出演】 永作博美/松山ケンイチ/蒼井優/忍成修吾/市川実和子/藤田陽子/MariMari/あがた森魚/温水洋一/桂春團治 <ストーリー> 美術学校に通う19歳の磯貝みるめは、新任のリトグラフの講師ユリに絵のモデルを頼まれる。アトリエに連れて行かれ、されるがままにするすると服を脱がされてしまう。以来、20歳年上のユリにすっかり骨抜きにされて2人で過ごす濃密な時間にのめり込むが、ある日、夫がいることをさらりと告げられ愕然とする。突然現れた年上の女に振り回されて一喜一憂するみるめを同級生のえんちゃんは複雑な思いで見つめていた。 (goo映画より) ≪予告編≫ 人気ブログランキング参加中♪ ポチッとして頂けると嬉しいです →日本映画ランキング <感想> 今月公開の映画では一番楽しみにしていた作品です。世間的にもかなり大人気みたいですね。永作さんもたくさんTVでPRしてましたし、やっぱりタイトルにインパクトがあるからかな(笑)。公開2週目の平日の昼間に行きましたが、多くの女性が劇場に足を運んでいました。 井口奈己監督の『犬猫』は以前TVで放送されていたのを見たことはあるんですけど、何かをやりながらだったので感想も書いてないし内容もあまり覚えてないです(苦笑)。でも本作の映像を観て、ちょっとかすんでるような映像の雰囲気は似てるような気がしました。↓こういう映像とか超好み。 この作品を楽しみにしていたのは、予告編を見て『好きだ、』と同じような匂いを感じたから。ドキュメンタリーを見ているような、人の息づかいが感じられるような静かな作品を予想してかなり期待してたんです。でも実際に観てみるとちょっとイメージと違いました。長回しも多くてリアリティを感じる作品ではあったんですけど、意外とコメディ色が強かった。僕が観た回は観客のウケも良くて松山くんが何かやる度に笑い声が上がってかなり盛り上がっていました。僕もクスクスの連続で楽しめたんですけど、『好きだ、』のような胸キュンやドキドキを期待していたのでそういう部分ではちょっとガッカリ。パンフの監督のインタビューを見るとロマンチック・コメディを目指していたそうで、それを知っていたら映画への臨み方も変わっていたのに。。 全体的に引いた構図が多くて、そういうのはあまり観たことがなかったので印象的でした。映画館で松山くんと永作さんが楽しそうに会話している後ろで、蒼井優ちゃんがかがんで隠れたまま接客してたりとか、面白いなぁって思わされる場面がいくつかありました。あと会話が生きていて超リアル。どこまでが脚本に書いてあって、どこがアドリブなのかすごく気になりました。パンフにシナリオの決定稿が載ってあったので家に帰って読んでみると、松山くんと永作さんのラブラブ会話は基本的に自由(「オー、イエス」も 笑)。他は意外と脚本に書かれてあって驚きました。でもかなり変更されてるし、カットされたり新たに挿入されてるシーンもあって、細かく覚えているうちに読んでみると興味深かったです。 この映画の魅力は文句なしにキャスティング。永作さんとかハマりすぎでしょ? あんな39歳(永作さんは37歳)がいたらほんとに惚れちゃうだろうなっていうのがリアルに伝わってきました。どこまでが計算でどこまでが天然なのか。マジで可愛かったです。かなりドキドキさせられました。松山くんは意外と背が高くて(180cm)スタイルがいいんですよね。で、なんかかわいらしくて、世のお姉さま方は「だって触ってみたかったんだもん。」にかなり共感していることでしょう(笑)。永作さんと毛布に包まってのラブラブな会話は、すごく恋してる感が伝わってきて、観てるこっちまでこちょばくなってきます。映像自体はそんなにエロくはないんですけど、会話の節々に生々しいエロさがありました。 蒼井優ちゃんと忍成くんはちょっぴり切ないけど、ラストはいい雰囲気だったので嬉しくなりました。今回の蒼井優ちゃんの役が『花とアリス』のアリスに被って見えて、かなり感情移入しちゃったんですよね。『リリィ・シュシュ』の忍成くんも一緒に出てたから、どこかで岩井臭を感じちゃってたのかも。落ち着いた演技もできるし、ピョンピョン飛び跳ねる突飛な役もできるし、やっぱり蒼井優ちゃんは良かった。 会話が面白くて長めの137分間も飽きることはなかったです。でも好きな人はとことんハマっちゃうだろうし、乗れなければ果てしなく退屈に感じる、好みの分かれそうな映画でした。個人的には、可笑しくてちょい胸キュンだったけど、心に響くには至らず。。好みではあるんですが、『好きだ、』みたいなシリアスな方が好きなんですよね。期待しすぎた(涙)。満足度は★3.5。 ☆参考になったり共感できた方 ココをポチッとお願いします 2008年1月公開邦画の満足度ランキングはこちら ↑↑『人のセックスを笑うな』が楽しめた方、投票してね↑↑ ↑↓ 『人のセックスを笑うな』がダメだった方、こちらに投票してね 2008年1月公開邦画の裏・満足度ランキングはこちら より詳しい最新映画・芸能情報、人気ブロガーの感想は 人気ブログランキング or にほんブログ村へ
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アドリブでみるめを脱がせてしまえる(笑)、永作ちゃんのオトコっぷりに拍手ですねー(>ω<)/
DVDになった時の特典映像とか合わせて見たら、また面白そうかな。
個人的に監督と永作ちゃん、または蒼井優ちゃん、女子会でのコメンタリー希望で。
松山みるめについて語って欲しいです(笑)☆
永作さんの脱がせっぷり良かったですねw
あんな風に言われたら脱いじゃいそう(え
コメンタリーだと松山くんしゃべりづらいでしょうね〜(笑)
でもしゃべりづらそうなとこも見てみたいので松山くんも
いるんだけど女子中心のコメンタリーがいいな。
特典楽しみですね^^
もっともっと恋する切なさやドキドキしたりときめいたりする気持ちが伝わってくるようなのかと思っていたのですが、割と少なかったです〜
リアリティある演出なのでしょうが、全体に会話が聞き取り難くて、あと単調な長回しに眠気が・・
松山くんは可愛かったし、永作さんは魅力的だったし青井優ちゃんはさすがの存在感だったんですがイマイチ入り込めませんでした。
僕ももっと胸がキュンキュンするような作品だと
思っていたんですよね〜。
なので期待していたほどのめり込まなかったです。
hitoさんのところも会話が聞き取りにくかったんですか?
僕も聞こえなかったシーンが何箇所かあって、
小さな映画館だからかなぁなんて思ってました。
じゃあどこもそうなんでしょうね。
評判はいいみたいですけどそういう人も多いのかなぁ。
なんだか想像してたのと違ってたんですよね。。
こっちが勝手に想像してただけなんですけど。
もっと胸キュンや甘酸っぱさがほしかったです。
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